■ペンネーム「くまねこ」さんからの投稿です。
賃貸から一戸建てに引っ越してからというもの、訪問販売の人がやってくる回数が、格段に増えました。
「メンテナンスの案内です〜」と言ってあらわれた近畿設備とか。
「キッチンの換気扇のメンテナンスの案内」なのに、フィルターの購入を勧めたり、
「お風呂場のメンテナンス方法」なのに、「半永久的にカビ・ホルムアルデヒド等の除去を行う空気触媒のコーティング材」の案内だったり。
お風呂のほうの人は、「部長と係長」のような二人連れで、「部長」が嘘臭い笑顔で説明している間、「係長」が笑顔のまま固まった状態で、一言も発せずにただ頷いているだけだったのがとても印象的でした。
コーティングするなら工事なのであって、手入れの方法ではないと思うのですが・・・（違うのかな？）
とりあえず、フィルターのほうは
「任意であって強制でないのならば、うちは必要ないので帰ってくれ」
コーティングのほうは
「半永久的といっても実用化されてから２年しか経っていないのであれば、その効果が持続するかもわからないし、掃除好きなのでカビとは無縁（大嘘）だから必要ない」
といってお引取りいただきました。
あ、あと、「光の電話」の営業の人が来たのですが、うちはすでに申し込み済みで宅内調査待ちであったため
「営業するならもっと早く工事してくれ」
とお願い（？）したところ。
その後追加で申し込んだ「光のテレビ」の工事は、一ヶ月と待たずに完了しました。
（実はその前に、「工事遅延の案内」のハガキがきてました）
単なる偶然でしょうが、「お願い」が効いたような気がしてなりません。
そして光のテレビの工事が完了した次の日の朝（９時半！）にＮＨＫの方がいらっしゃって、「カラー」から「ＢＳ」への変更処理をお願いされました。
やらないつもりはなかったんですけど・・・
団体割引のを申し込もうと思ってたんですけど・・・
まさか翌日に来るなんて・・・
見張られてたのでしょうか（怖）
■くまねこさんから、２回目の投稿です。ありがとうございます！
■「光触媒」って言ったら酸化チタンですが、「空気触媒」って何だろう・・・。
と思って調べてみました。リン酸チタニウムだそうです。
あー、もう、化学は（も？）専門外なんだってば！ とボヤキつつ、適当に検索してみると、(社)大阪ニュークリアサイエンス協会の「第２０回 UV/EB研究会」にて、空気触媒についての講演があったそうです。以下、講演記録から引用いたします。
光照射なしでも活性な高密着性の、新規リン酸チタニウム系触媒大阪市立工業研究所 高橋 雅也
ＹＯＯコーポレーション 大原 武
酸化チタンのような光触媒を使った抗菌、消臭剤は光（紫外線）が当たる時のみに有効で、その上触媒活性により固定剤が劣化しやすかった。ＹＯＯと大阪市立工業研究所は光照射なしでも活性なリン酸チタニウム系新触媒の、常温、恒湿度環境下での直接合成に成功した。暗室内２４時間後の抗菌試験では、黄色ぶどう状球菌、大腸菌Ｏ−１５７等の菌数が５−７桁減った。さらに室内光下、各種壁材からのホルムアルデヒド消臭試験（温度２０℃、湿度６５％）では２時間後、４５〜９０％近い分解率を示している。(2001/07/05 日刊工業新聞で紹介)
暗室の中でも抗菌作用があるそうです。消臭作用は室内光が必要なのかな？ 明記されていないので詳細は不明ですが、どうやら触媒活性による劣化も少ないみたいで、なかなか素敵な技術のようです。
だからこそ！ メンテナンス云々と適当な口実で特商法違反せずに、堂々と売り込んでもらいたいものですね。
■どうでもいいんですが、(社)大阪ニュークリアサイエンス協会、ウェブサイトのトップにある
あなたも電子線やガンマ線の照射をしてみませんか
の一文が、心に響きました（笑）。どうやって照射するんだろう、いや、それより私にもさせてくれるんだろうか。
(2005.6.14)