防犯センターから来ました

■ペンネーム「なっちゃん」さんからの投稿です。

 田舎から都会へ、一人暮らし始めて一週間めの夜です。
 
 何もかも初めてのことでへとへとに疲れて帰ったところに、誰かがうちの部屋のチャイムを鳴らします。
 モニター付きインターホンで応対、誰も映っていないけれど男の人が「挨拶に…」と。
 てっきりこのアパートへ越してきたひとなんだ〜と思ってドアをあけました。
 でも話を聞いていくと越してきた訳ではなさそう…、それに何が言いたいのか分からないけれど、わたしの歳やいつ越してきたかなんかを聞いて(慣れてないし普通に聞いてきたんで答えちゃいました;)、去っていきました。
 
 あれは一体何ぞや。ただよくよく考えてみると怪しい話だし、これからは気をつけなくちゃと思いつつ、夕飯の準備を始めよう…というとこでまたピンポーン。
 それこそ今度は何かあったら困るし面倒だしと、部屋の灯りをつけたまま、居留守。冷蔵庫の開け閉めの音も気にせず。
 出てくる気配がないと分かったのかどうやらうちは諦め、お隣のお部屋にアタックしております。
 
 どんな人間がどんな話をしにきたのかしらーと思い玄関で耳をそばだてました。
 話では
「防犯センターから来ました…云々…運悪く泥棒に入られたなんて洒落になりませんよね…」
 などなど。
 きちんとしたひとならそんな話し方しないんじゃないのかなーなんて思っていたら、ピピピピピーとブザーの音。
 あ、これって、訪問販売? ブザー売りに来たんだ? 居留守して良かったー。
 でもお隣はわたしと同じ年齢らしく、また同じ一人暮らしはじめての女の子だそう(盗聴…?汗)。
 きっと何がなんだか分からず流されていたんじゃないかなーと思ったら、変なもの買わされてないか心配になりました。うむむ。
 
 これは、最初の男が下見役で、後から来たのが販売員だと思って良いのかしら。とりあえず気持ちが悪かったし次何を売りつけられるか分からないので、今日からこちらで勉強致します。
 ふう。大人の階段上った。

■確かに、タイミング的に、最初の情報収集男と訪問販売は関係ありそうですね。
「挨拶に」と言って扉を開けさせて、そのまま販売トークに繋げると立派な法律違反ですし、少しはアタマを使っているのかもしれません。
 
 しか〜し、世の中いろんな人がいますからね・・・。相手の目的が訪問販売というのは、まだカワイイ方です。
 いや、むやみに不安がらせるつもりはありませんが、予備知識として、色んなことを知っておくにこしたことはありません。というわけで、All Aboutから、一人暮らしをする女性に対する注意点などが記載された記事、「だから、あなたは狙われる!」をご紹介。
 皆さん、くれぐれも気をつけてくださいね。

(2006.6.2)