 |
若い緑と好対照をなす薄紅色のアカツメクサ。
初夏の草むらを代表する彩りと言っていいかも知れません。
その色や香りに惹き付けられて集まる昆虫たちで終日大賑わい。注目してみました。
|
|
この花のベストパートナーと言えば小さな身体のヒゲナガハナバチたち。
花の旬の時期4月から5月に限り姿を見せると言うから、親密さの度合いが違います。 |
|
花の方も、相性ばっちりのこのハチ向けに特典を用意しています。
ヒゲナガハナバチが止まって花びらに脚が触れると、この様に花弁が開く仕掛けです。
蜜が吸い易くなってハチは大喜び。しかし花にもそれなりの魂胆あり。
普段は隠れているシベに貯めた花粉をハチの身体に付着させちゃおうと言う訳ですね。 |
|
花の上で一休み。蜜をたっぷり吸って満足満足。
花としては、怠けていないで、早くその花粉を運んで行ってよと言いたい筈です。 |
|
花にとって歓迎出来ない来訪客もいます。幼虫期のキリギリス系もその一つ。
中でも良く見かけるのがこのヤブキリ。花をむしゃむしゃ食べちゃう迷惑者です。
やがて肉食性に変わるので、それまでの辛抱。でも花の本音はやはり堪らんなぁ・・ |
|
こう言う珍客もやって来ます。ゆらゆらふらふら歩行のナナフシ幼虫。
この後花びらをむしゃむしゃ食べ始めました。
ナナフシと言えば、葉っぱが専門かと思ったのですが、花も大好きなんですね。 |
|
訪れる昆虫が多ければ、それを待ち受けるハンターが現れるのが自然界の道理です。
この花に止まっていたのは緑色のハナグモでした。
さてこのクモは花にとっての用心棒?それとも迷惑者?。捕らえる獲物次第の筈。
”私の大切なパートナー・ヒゲナガハナバチだけはやめといて!” の筈です。
|
|
Digital Camera:
RICOH CX4(2nd image 5/16),
PENTAX K-7/PENTAX 50mm MACRO(other images 5/14),
Exp.Date:
2011/5/14 & 16 at Tokyo(東京)
(c) 2011 Toshio Someya All rights reserved. |
 |
|
|