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引き続き信越地方への夏の旅で見た昆虫の特集です。
豊かな自然の中でしたたかに生きる色々な昆虫をセレクトしました。 |
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場所柄を反映するイナゴの顔つき。そのバリエーションを観察するのも旅の楽しみ。
このイナゴは複雑な環境色に合わせるのに苦労している様です。結果このあばたです。
(8/5 妙高高原) |
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天敵である鳥の攻撃をかわすには、ぎょろ目の斑紋で驚かすのが効果的。
クロスジオオシロヒメシャクのこの斑紋はそのことを如実に物語っています。
鳥でなくてもびっくり。超特大の目玉です。
( 8/6 上田市) |
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キンモンガは ”近づくな!危険”のサインで天敵対策に怠りなし。
これも効果抜群の様に思えます。
(8/4 十日町市 松之山) |
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カミキリムシは固い殻をまとっているので、視覚的な脅かしは不要の様にも・・
でもこのクロトラカミキリを見る限り、昆虫の世界はそう甘くはない様です。
色合いは地味ですが、くっきりとした大柄の模様で、”近づくな!”をアピール中。
(8/6 上田市) |
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究極の天敵対策は出来るだけ無に近い体を持つこと。ザトウムシはその典型です。
細い針金状にひろがった脚の中央にぽつんと鎮座しているのが本体。
あきれる程の存在感の無さです。でも高原では割と頻繁に目にすることが出来ます。
身体に似合わず、環境に適合して生きる底力を持っている様です。
※注:昆虫ではなく、クモ網ザトウムシ目に分類されます。
( 8/5 妙高高原) |
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Digital Camera:
NIKON D90 & D60/AF-S VR MICRO NIKKOR 105mm,
Exp.Date:
2009/8/4 - 8/6
at Myoukou-kougen, Ueda-shi & Tookamachi(妙高高原、上田市、十日町市)
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