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11月末、昆虫の世界はまるで潮が引く様に終息に向かっています。
今迄の経験から居場所を推測し、目を凝らして、超鈍足でとぼとぼと・・・
当てずっぽうは駄目。時間はかかるけど出会えた時の喜びはひとしおです。
パズルを解く楽しみと言ったらいいのでしょうか。でもその楽しみもやがて・・ |
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背の低い草が茂る場所。最後迄生き残った飛跳ね系はオンブバッタたちでした。
シーズン最後を飾る様に、今年見た中で一番色っぽいのに出会えました。
”口紅がお洒落だねぇ” と声を掛けたくなるくらい。 肌の色艶もまだまだ現役です。 |
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これ以上渋くなりようが無い位に枯れ果てたハラビロカマキリも健在です。
生息地は水辺の葦原。随分前からほぼ同じ場所で何度も出会えています。
この場所に多くいたイナゴやアカネが姿を消した今、言わば孤高の存在と言っていい。
でもこうして待機していても収穫は殆ど無さそう。つくづく厳しいだろうなぁ。 |
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南向きの傾斜状の草むらでは、ヒメアカタテハの姿を依然目にすることが出来ます。
これって求愛行動? 後方の雄が執拗にプロポーズを繰り返している様に見えました。
翅はぼろぼろだし、鱗粉も殆ど剥げてしまっているけれど、元気だなぁ。 |
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Digital Camera:
RICOH Caplio R7(1st & 2nd image),
OLYMPUS E-520/ZUIKO D 70-300mm(3rd image),
Processed by Adobe Photoshop CS3 Mac,
Exp.Date:
2008/11/29 & 30 at Tokyo(東京)
(c) 2008 Toshio Someya All rights reserved. |
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