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イミテーションはどんなに似せてもどこかにぼろが出る。
アリに擬態するアリグモの場合も一見似ているけど、よく見ればかなりおかしい。
でも騙される昆虫がいるんでしょうね。葉っぱの上でアリになりきっていました。 |
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蜘蛛の足は8本の筈。でも6本で立っています。残る2本はどこにある?
実は頭部(画面右側)の触覚っぽく見えるのが前足なんです。
万歳をするみたいに持ち上げて、”これは触覚だぞ” と見せかけている訳ですね。
確かに努力は認めるけどなぁ。本物との違いは下の画像で。 |
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こちらは本物のアリです。
不格好なイミテーションを見た後ではとても可愛らしく感じられます。
頭から生えている2本の触覚はまさに触覚そのものという感じです。感度もよさそう。
アリグモの場合は触覚らしいしなやかさもないし、足だと言うのがバレバレです。 |
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”よく見りゃ似てないぞ”なんて馬鹿にしていたら、怖い目で睨まれてしまいました。
”正体ばれたか。こうなりゃ襲うぞ。”という感じで威嚇しているみたいでした。
蜘蛛はやっぱりタイプじゃないな。
※アリへの擬態の理由には下記の様な説があるようです。
アリに見せかけて、仲間と勘違いして近寄ってきたアリを捕えるという説。
攻撃性のあるアリに見せかけて他の昆虫からの攻撃を避ける。獲物は小昆虫という説。
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Digital Camera: PENTAX K10D/SIGMA 50mm Macro with Extension Tube,
Processed by Adobe Photoshop CS3 Mac,
Exp.Date:
2008/4/15 at Tokyo (東京)
(c) 2008 Toshio Someya All rights reserved. |
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