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東京の昆虫レポート2011 ”逞しく育つ” | ||
オオカマキリ幼虫、アシグロツユムシ幼虫、ヒメギス幼虫、ヤブキリ幼虫 |
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掲載:2011/4/26(4/26撮影の5画像+参考1画像で構成) |
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地面に寝転ぶ事が多い昆虫撮影では、漂う草の香りが強く鼻をつきます。 活き活きとした自然の中、誕生間もない幼虫達の成長にも一層拍車が掛りそうです。 |
コメツブツメクサが密生する草地で見つけたオオカマキリの幼虫です。 花の蜜や花粉を求めてやって来る昆虫を待ち伏せしていました。 |
この幼虫に出会ったのは、5日前に孵化の様子を観察出来た場所のすぐ傍でした。 これは、あの時に生まれた内の一頭に間違いない・・そう確信しました。 誕生したてのひ弱な姿を目にしているだけに、随分逞しくなったなぁと感心。 参考に孵化直後の画像を下に掲載します。目の色の違いに注目して下さい。▼ |
5日前に目にした誕生直後の幼虫。透明感のある体に黒い目。違いは明らかですね。 なお孵化の様子については、別企画・昆虫ナウ2011に掲載しています。 ◆このページの下部で、該当ページへのご案内をしています。 |
ハルジオンの花にアシグロツユムシ幼虫が来ていました。 花の大きさに比べていかに小さいかが判ります。逞しくなるのはまだ大分先のこと。 |
キリギリス系のヒメギス幼虫は小さいけれど、既に十分に逞しい感じです。 黒光りする体色と頑丈そうな体形がそう感じさせるのでしょうか。 この種の特徴は、ずば抜けた警戒能力。容易に接近を許してくれません。 |
一方、ヤブキリ幼虫は警戒心が極めて希薄。 目の前の美味しいものに夢中になり過ぎてと言うことでしょうか。 早く逞しくなりたいから、もりもり食べなくちゃ・・で、カメラは関心外か。 撮影者として有り難いことなんですが・・ ◆オオカマキリの孵化については昆虫ナウ2011の#02をご覧下さい。こちら です。 |