ITCとは

 この物質世界の研究者達と他の世界の存在達との、電子機器を駆使した交信が世界各地から報告されています。これらの存在はしばしば「霊」、「霊的な存在」、ときには「エイリアン」と呼ばれ、我々の世界よりも自由度の高い次元に住んでいます。ヨーロッパその他の研究機関では、霊的な存在から毎日のように、留守番電話やラジオ、そしてパソコンを通じて情報を得ていると報告されています。彼等はまたテレビやパソコンを用いて他世界からのビデオ画像も受け取ったと報告しています。これらは皆、ITC(instrumental transcommunication:電子機器によるトランスコミュニケーション)という新しく急速に発展している分野の成果の一部です。



 ここまで読んでどう思いましたか? 信じられるわけないですよね。ちなみにどんな画像が受け取られているのか、ちょっとお見せしましょう。

 どうでしょう。とりあえず錯覚で済まされる程度ではないですよね。実はもっとはっきりした画像もたくさんあるのですが、著作権の関係でそれは載せられません。しかし著作権・・・。テレビをビデオに録画した場合、録画した人はそれを自由に使えるのでしょうか? 答は明らかに否です。著作権というものは通常、発信側にあるもので、決して受信側のものではありません。ということは、画像が霊から来たとするのならその著作権は霊側にあるのでは。などと考えてしまいますが、無用な争いは避けたいので、残念ながらはっきりした画像はお見せできません。
 さてこれらの画像が本当に合成・加工されたものではなく、アンテナもつけていないテレビに映ったのでしょうか。上の左側の画像を撮った、スペインの超心理学者アルフォンソの設定図を見てください。

 この設定で上のものが映ったのが本当だとしたら、いったいどういうことなのでしょう。しかもこういうことをやっているのは彼だけではありません。みんなで共謀して世界を騙そうとしているのでしょうか? それとも地上電波が何らかの具合で混入しているのでしょうか?


 次に知られている中では一番始めのコンピュータコンタクトの例を見てみます。1980年の12月10日、ドイツのマンフレッド・ボーデン(Manfred Boden)はユルゲン(Juergen W.)と一緒に彼のコモドールCBM 8032を操作していました。バイオリズムのプログラムをモニタに表示していた二人の目の前で、テキストが最初は一文字ずつ、そして一行ずつ変わっていったのです。これを境に何度かのコンピュータコンタクトを受けたボーデンは、後にユルゲンに一連の質問の手紙を書いています。その一部を紹介します。

 この中のいくつかは今なら普通ですが、1980年という時代のコンピュータを考えてください。



 次は電話です。霊から電話がかかってくるということになれば、誰でもその電話の発信源はどうなっているのかと考えるでしょう。ヨーロッパではかかってくる電話の発信源を突き止めてもらうサービスが一般的に利用可能です。

 1996年1月11日、個人でITC研究をしているアドルフ・ホームズ(Adolf Homes)が、むこう二ヵ月の間にかかってくるすべての電話をモニタして発信源を突き止めてもらうようにドイツの電話会社「Deutsche Telekom」に頼みました。発信源のモニタサービスが整ってから、ホームズは超常的な電話を、1月15日/1月30日/2月15日/日付記録のない日の4回にわたって受け取りました。ホームズとその家族はモニタされている電話で受けた通話は、この4件以外には一切なかったと報告しています。

Deutsche Telekom

受注:1995年12月13日
番号:PKV 1-5 Thomas Binz
件名:端末065087511への電話発信源について

ホームズ様

1996年1月11日から3月11日までの電話モニタサービスが終了しました。ご利用期間中にかかってきた電話はございません。本サービスの料金として127DMが次の請求に加算されます。またの御利用をお待ちしております。Thomas Binz

 この一件、あなたはホームズ一家がうそつきだったの一言で済ませますか? それとも電話会社のモニタが誤動作したと考えますか? 実はこのモニタ調査、他にも2人ほどやっています。結果はホームズの場合と同じでした。


玄関に戻るトップページ