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アカハライモリを飼ってみよう!

イモリ成体
イモリ幼生

アカハライモリについて

 イモリは有尾両生類に属し、幼生は水中でエラ呼吸で生活しますが、成体は肺呼吸になり、陸上での移動が可能になります。日本にいるのはアカハライモリです。沖縄のイモリ(シリケンイモリ)は体色などに多少の違いはみられますが同じ種になります。アカハライモリは2年位で成熟し、寿命は20年位あると言われています。幼生や未成熟な小型のイモリは飼育が困難ですが、成体は比較的飼育が容易です。
 近年、環境破壊や乱獲により個体数が激減していることが予想されます。

飼育方法

用意する物
(最低限必要なもの)

水槽(すいそう)、くみ置き水(カルキを除いた水)、エサ

用意した方が良いもの

エアポンプ、水草(ガボンバ等)、小石(底に敷く)、隠れ家(割れた茶碗や植木鉢等でよい)

世話のしかた

水は臭くなってきたら取り替えると良い(3日おきぐらいには替えてあげましょう)。
水道水は1日置くかハイポ(薬品)でカルキを除いてから使う。ハイポは分量が難しいのですが、そのときは液体の薬品もあります。
エサは3日に1回くらいやり食べ残しの無いようにする。イモリはミミズや昆虫等の小動物を食べます。基本的に動く餌しか食べませんが、なれれば金魚のエサ(粒の大きなもの)でも食べます。魚や肉の切り身などを与える場合は、竹串の先につけて目の前で動かせば食べさせることが出来ます。

気をつけること

たくさん飼いすぎないこと、他のイモリの足を食いちぎったりします。
イモリは危険を感じると毒をだします。命にかかわるほどではありませんが、傷口や目に入ると激痛がはしるのであまり小さなお子さんは飼育しないほうが良いかもしれません。