結論
セレン化法を用いFeSe薄膜を作製し,その評価を行った
以前に比べ,セレン化前のFe薄膜の結晶性が非常に向上している
考えられる構造
格子定数a=3.665,c=5.45Åの欠損NiAs型構造(バルクと若干異なる)
Fe2Se3と考え,シミュレーションを行ったところ,測定結果とほぼ一致
FeSe薄膜中の酸素
Fe薄膜の表面上に存在した酸素は,セレン化により内部に押し込まれていき,セレン化された部分には存在しない
表面像
柱状の結晶粒を持ち,単結晶に近い
ヘテロ構造の作製に有用
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