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会場入り口です。今回の原画展のポスターと 小学館、徳間書店から送られた花が飾られていました。 |
古いファンには懐かしい「人類ネコ科」のポスターの原画 懐かしの増刊サンデーのカラー表紙(裏表紙の広告が MSXのゲームソフトと言うのが時代を感じさせます) 等が展示されていました。 |
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これも懐かしい「ブラッディエンジェルス」の原画です。 何故か「人類ネコ科」の原画は無かったです (印刷に回っていたのでしょうか?) |
原稿用紙の周囲が黄ばみ始めていたり、写植の文字が はずれていたりする所に十余年の時間を感じて しまいました。 しかしながら緻密な原画には時間を忘れて 見入ってしまいました。 |
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「HELLO!あんくる」の表紙群です。 ちょうど前日(8/24)に総集編を購入していたので 感激とそして無念の思いもひとしおでした。 |
未発表の「HELLO!あんくる」最終話の下書き原稿です。 一枚一枚撮影したかったのはやまやまでしたがメモリが 足りずあきらめました。 結果的に「遺稿集」を運良く入手できたので撮影する 必要はなかったのですが.... |
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未完に終わった絵コンテ、ネームの数々です。余りの 緻密さに(みず谷先生本人がネームの中に「ネームで ここまでやる必要が有るのか?」と自己ツッコミ されていましたが)驚きを通り越して感動してしまいました。 コ*ケで雑なエンピツ画の本を高値で売ってる輩は 猛省すべきだと本気で思いました。 |
遺影の前で記帳するべれえ氏、SYOWくんです。 膨大なネーム、設定の数々を見るに付けてクリエイターの 志半ばの死に無念さを感じずにいられませんでした。 |
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未完に終わった「バーバリアンズ3」下絵の数々です。 続きがもう見ることが出来ないことがとても残念です。 |
亡くなる直前に取り組みを始められていたCGの数々です。 美しい画面処理にはもうため息の一語でした。 |
ご一緒したべれえ氏が「追悼原画展なのは分かってるんだけど
未完のネームを読んでたらおもしろくってつい笑ってしまった」と話していました。
「みず谷先生に取っては悲しまれるよりそっちの方が
本望じゃないかな...」と言う話をしました。
それにつけても膨大な未完のネーム、コンテが有ることに驚きました。
それらすべてを結末まで読みたかったですが
それはもう望むべくもないことです。
創作者の死はその世界がすべてそのまま凍り付いてしまうことであり
その後の世界はすべて氏が黄泉の国へ持って行かれてしまったことは
とても残念ではあります。
しかしながら今まで氏が残してくれた作品の数々の輝きは
色あせることはないでしょう。
すばらしい作品達を有り難うございました。
謹んでご冥福をお祈りします。