京兆伊 |
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この日のメニューは八寶窩頭、耳朶目、口磨豆腐脳、芝麻醤焼餅(牛肉)、炸醤麺、果仁[女乃]烙(乃烙)です。
八寶窩頭はその昔西太后が田舎巡りをしていてひもじい思いをしたときに土地の人に振る舞われて大変気入ったお菓子です。 もともとはとんがりコーンの元祖のようなトウモロコシで作った粗末なお菓子ですが、宮廷料理ともなるとそうもいかず栗などを使った豪華なものに生まれ変わっています。 でも、これ美味しくありませんね。 北京の彷膳で食べたやつもうまくなかったぞー(笑)。
口磨豆腐脳は柔らかい豆腐(豆腐脳)にキノコのトロミスープをかけたようなものです。 スープの味はしょっぱいですが豆腐脳の味は悪くありませんでした。 本当は西太后の好物だったと言う「炒豆腐脳」が食べたかったのですが、残念ながら没有とのことでした。 北京の彷膳でも没有でしたな。 これって、もしかしたらつくるのめんどうくさいのでしょうか(笑)。
果仁[女乃]烙(乃烙)は焼ヨーグルトといったところでしょうか。 写真のようにドライアイスを入れた壷の中に入れて保冷して持ってきてくれます。 不思議な味ですね。 チーズケーキのようなと言うか、なんと言ったらよいのやら・・・。 でも、この日の點心ではこれが一番気に入りました。 また、結構人気があるみたいでこの店の一番人気のように見うけられました。
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住所 | 台北市麗水街16巷2號 |
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電話 | 3218222 |
営業時間 | 午前10時から午後10時まで(午後2時半から5時半までは下牛茶) |
お勧め料理 | 宮廷小點心、刷羊肉など |
取材日時 | 1998年8月10日 |