乾焼鯊魚


ハゼの乾焼。料理の鉄人風に言うとハゼのピリ辛ソースといったところでしょうか。

たとえば、日本で乾焼蝦仁なんかが出てくると訳の判らないほど甘酸っぱいトマトケチャップのような ソースがダボダボとかかっていて思わず逃げ出したくなるのですが、ここのものはそんな心配は要りません。

つかわれているハゼもおそらく生きているものをつかったと思われるほど活きがよく、また火の入れ方 も魚が固くならずかと言って生っぽくもなく丁度良い仕上がりになっていて、コックさんの腕がいいのに 舌を巻きました。

今回の食事代、ワイン1本と料理5品で日本円で1200円ぐらいのところ、この料理1品で600円ぐらい しますから、かなりの高級料理だと思います。

ちなみに、鯊魚菜台といってハゼに菜の花を取り合わせる料理も揚州にはあるのですが、残念ながらまだ 食べるチャンスに巡り合わせていません。




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