幻の紅楼宴


上の写真は西園飯店のバーの小姐です。結構、揚州の食べ物に詳しい人でどの店の早茶が美味しいかとか 色々と相談にのってもらいました。

彼女は西園飯店のレストランがだめなことも良く知っていて、その事は皆が知っている事ですと言っていました。 そこで、私がここは、紅楼夢から題材をとって紅楼宴を最初に始めた所のはずだからその時のコックさんは 外国にでも行ったのですかと聞くと、二人の特級厨子のうち一人は残っているとのことでした。

さらに、彼も自分のレストランが美味しくない事を知っていると言うので、何故彼は実力が有るのにここの 味を良くしようとしないのですかと聞こうとしたのですが、話が込み入ってくるので止めてしまいました。

ちなみにこの時の紅楼宴の値段は一卓が800人民幣でしたが半年後に行った時には、1500人民幣に値上がり していました。

下の写真はかって西園飯店のもう一人の特級厨子だった陳恩徳の息子さんです。 彼は当時、私が第一位にあげた三福源酒楼に勤めていて、素晴らしい料理を作ってくれました。




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