紹興酒の値段がこのクラスの店としては、ちょっと高めだったことが気になりますが、 私が行った上海料理系のところではこの店の味が一番好きです。
でも、最初にこの店に入ったときはちょっと面食らったのですよ。 それは中国語(普通話)を使ったところ、キョンシーみたいな女の子が出てきて、席まで案内すると、 ここへ座れとばかりにあごでしゃくて見せるのです。 こちらが北京の言葉で注文すると、広東語で答えてきます。
こちらの言っていることは通じているみたいなのですが、ちょっと不安になって英語の出来るウエータに話しかけて みるとこちらはとても愛想のいい人で、この日の料理で一番気に入った開洋葱油麺を注文するころまで、 よく付き合ってくれました。
でも、これには理由があるのです、香港のレストランでは、広東語しか出来ない人は給料がとても安く、 普通話が出来ると少し良くなり、英語が出来ると更に良くなります。
そして、日本語が出来る人が一番給料が高いのです。そんな訳ですから香港で日本語で注文すると高いものばかりを 勧めてくることが多くなってしまう訳ですね。
香港ではあまり高くない値段で一番良い待遇を受けたかったら、英語を使うのが一番良い方法です。
滬江大飯店のメニューから 白片肉 豆腐餃子 開洋葱油麺