点心の４点セットです。上下の写真から判るように各２品づつあるので、 ２人で食事するのにちょうど良い内容になっています。

ここの点心は、香港の普通のものがかなり科学調味料を使っているのに対して、 またく(或いはほとんど)使っていないので最初に勢いこんで食べたら、 スローカーブが来て空振りさせられたような感じを持ちましたが、 食べているうちにその味の良さがじわじわと伝わってきてとても感動しました。

また値段の方も日本の並の店より安いくらいで香港での飲茶の安いのには驚かされます。

ちなみに、麺点師(點心専門のコック)の給料は、横浜中華街の入口にある大きな店の香港から来ている点心のチーフコックに聞いたところ、月35万と言うことでした。 料理のチーフは100万以上、腕がよければ200万ぐらい稼ぐ人もいるそうです。 香港の飲茶の安さは麺点師の給料の安さにささえられていることが判ります。

香港から来たコック(しかもチーフ)にこの程度の給料しか払っていない訳ですから、 日本での飲茶の値段ももう少し安くてもいいのではないでしょうか。

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