一碗居・老北京炸醤麺 

古の北京を彷彿とさせる店内風景


ここは炸醤麺を中心とした麺と老北京菜の店です。 店の内装は古の北京を彷彿させるものとなっておりもちろん店員のスタイルも肩に毛巾(手ぬぐいを)かけた開放前の姿になっています。

以前読んだ本によると、これは昔の中国の福建省あたりの人の書いたものだったと思いますが、北方の人の食事はとても質素で一品か二品のおかずに大蒜を齧りながら強い酒を飲むといったようなことが書いてあったかと思います。 ここはまさにそのようなスタイルが似合う店で思わず二鍋頭が飲みたくなってしまいます。 10数年前中国へはじめて行ったころは紹興酒がやたらと安くて水より安い紹興酒などといっていたものですが、今の北京では二鍋頭がばかやすです。 国宴 無名居でさえ大瓶一本が10元しません。 これではホテルで飲むミネラルウオーターよりはるかに安いです。 しかしこんな強い酒水みたいにのんだらやばいことになりそうなので今回は飲酒を断念いたしました。


注文したものは豆醤といって大豆、豆干などの醤油味のにこごりと落花生の塩茹で、大滷麺です。 大滷麺はちょっと麺が延び気味だったところは残念です。 炸醤麺は小皿に色とりどりの具材を盛ったものを一緒に運んできて客の目の前で乗っけてくれるパフォーマンスがあるのでこちらにしたほうが良かったかなとちょと後悔しております。


豆醤と花生、それから大蒜も

大滷麺

炸醤麺のレシピ?


基礎データ
住所北京市方庄小区蒲芳路芳古園市場西側6号 100078
電話010-6766-6667
営業時間11:00〜23:00
お勧め料理老北京菜、各種麺類など
取材日時2000年4月29日




燕京美食指南へ戻る