53.海用ベイトリール

(2012.12.吉日 購入)

なんとしてもベイトタックルでウミアメを釣りたい!

ロッドはカワスペがあるしエルアもあるし、リールだけが悩みのタネなんだよねー。

構造的にはダイワよりシマノの方がベアリングの位置が奥まってて塩モノにはいい感じがするし、デジコンブレーキにハマっている私としてはやっぱりシマノのDCモノかなぁ?

あっ、メタマグDCはもう海で使わないよ!

もったいないもん! 

とりあえずシマノのサイトを見てみたら、スコーピオンもDCモデルが出てるじゃないか。 即、尼買い!

SHIMANO:Scorpion DC7
ギヤ比 (巻取) : 7.0 (75cm)
自 重 : 205g
糸巻量 : 16lb・100m
ドラグ耐力 : 4.5kg
ボールベアリング : 6個/1ローラー

¥21,532 也。

ブレーキ設定が更に少ない3モード。

I-N(ナイロン)、I-F(フロロ)、I-P(PE)

要はラインの種別設定のみの超オートマチックブレーキだ。

5号のラインも80m巻ける深溝スプールで、ショックリーダーいらずで1オンス級のルアーをフルスイングできる。

しかし、絶対的な飛びはメタマグDCに劣るというか、ブレーキが強めで伸びがイマイチ。

逆に言えば、バックラッシュ知らずか・・・。

空気抵抗のあるスピナベやバズを投げるにはピッタリ。

太いラインがたっぷり巻ける割に、ジグのピッチングが軽快。

DC特有の「ちゅい〜ん!」という音がなくなっている。

海にも使えるS-A-RBベアリング

お値段に合ったやや残念な巻き心地とガタツキ感。

お手入れに面倒なプラドラ必須のネジ式サイドカバー。

ウミアメにはちょっと無理っぽい。

さて、どうしたものか?

とりあえず、ハチロー専用機として稼動中。

バス釣りには必要十分な性能で不満なし。

− 追記 (2017) −

ちょいと調べてみると、ファーム変更でブレーキ設定変えられるみたいじゃないか!

ブレーキを弱めれば海で使えるハズ・・・。

最近は出番がなくて寂しそうだったので、やるか!

その前に、5号ナイロンをスプールぱんぱんに巻いて、どのくらいブレーキが強いのか確認してみる。

ちなみに、I-F、I-P、I-N の順にブレーキが強いのだが、ダイヤルの順番は、I-P、I-F、I-N という混乱配置。

最も弱い I-N にしてカワスペフルキャストすると・・・、よく飛ぶじゃないか。

ジリオンと着水点があまり変わらないぞよ。

島牧で試したが、ほとんど不満ないわ。

しかも、釣れたし・・・。

まぁ、昔から言われてたことだけどね、ラインをパンパンに巻けばいいんですよ。

そうそう、やっぱりシマノだねぇ、ジリオンと違って海で酷使しても巻き心地がまったく変わらない。

はい、1軍復帰決定。

− 追記 (2024) −

これはスコーピオンの初代DC機。

I-DC+」を採用したため安全重視セッティングで飛距離は控え目になっちゃった。

あと、DC機で唯一「ちゅいぃ〜ん」音が出ないため、色々と不満を言われた不運なリール。

更にはサイドカバーとDCユニットをそれぞれネジ止め仕様にしたため、メンテしにくくて私の不満も爆発。

良い点は、ドラグがダイワよりスムーズで、海で使っても巻き心地が変わらないこと。

本当は軽くてパーミング性が良くてTWSのあるダイワを使いたいんだけど、潮と砂塵に弱すぎて困る。