48.スピニングリールは消耗品じゃ〜!

(2007.10.吉日 購入)

島牧釣行はリールにとって過酷な環境だった。

ラインローラーもガチガチに凍る低温、ローター内に入り込む微細な砂塵、容赦のない波しぶき、そしてノーメンテ・・・。

セルテートはすっかりスムーズさを失い、巻き上げフィールがゴリゴリになっていた。

いつかはステラ・・・とか思っていたけど、私にはネコに小判、高橋名人にホリコマンダー。

どーせ、ゴリゴリにしちゃうんだろ〜なぁ〜。

てなわけで、スピニングリールは消耗品じゃ〜!

最近は低価格モデルにも高性能化の波が押し寄せる。

ここは原点に帰って安物を使ってみてもいいのでは?

即検討・・・。

エアベール好きとしては当然ダイワ。

機能とデザインを考慮して最低限のモデルを選ぶと・・・、

DAIWA:REVROS 3000
ギヤ比 (巻取) : 4.7 (79cm)
自 重 : 305g
糸巻量 : 20lb・120m
ドラグ耐力 : 6kg
ボールベアリング : 5個/1ローラー

宇都宮キャンベルにて、¥6,610(税込み)。

安いなぁ〜! 大丈夫かなぁ〜?

しかし、これが値段以上にスムーズ。

微妙な摺動ノイズはあるものの、実釣では全然気にならないレベル。

高級機のトラブルレス機能を全て継承しているので、ジグをフルスイングし続けてもライントラブルが全然出ましぇ〜ん!

最近の安物はドラグもスムーズで何の問題もないわ。

自分の過去を振り返らずに声を大にして言いたい。

今の時代、スピニングリールに万札を出す奴はアホだ!

舌の根も乾かぬうちに、何か買うかも・・・。

− 末路 (2014) −

これもTD−XC同様にインフィニットストッパーが壊れる。

ジグをシャクった瞬間にぐるぐる逆回転!

ど〜もダイワの逆転防止は氷点下に弱いんじゃなかろうか?

冬以外はまったく不具合なく、普通にハードな扱いができる。

んがっ、氷点下5℃を下回ると途端に逆転ぐるぐる。

北海道じゃ使えませんな・・・。

最終的に、売却したか廃棄したか覚えてない・・・。

− 追記 (2024) −

「高橋名人にホリコマンダー」は意味が違うというか、無意味というニュアンスでは合ってるのか、日本語はムズカシネー。

このモデルまでラインローラーがベアリング仕様だったのでトラブルレスだったけど、次のMXモデル以降はベアリングが省かれてバックラッシュ多発のゴミ仕様に成り下がるのであった・・・。