43.トラウトロッド買い直しじゃ!

(2003.04.吉日 購入)

シルバークリーク買って大失敗。

北海道では湖でもパワーが必要なのだった。

キーワードは、「遠投力」、「しなやかなティップ」、「バランスの良い軽さ」。

一瞬、王様が釣りロマンで使ってた「エリアリミテッド」のかっちょよさにグラッときたけど、心を鬼にしてカーディフモンスターリミテッド7ft半にした。

SHIMANO:CARDIFF MONSTER LIMITED 7'6"
全 長 : 7ft 6inch
自 重 : 145g
適合ルアー : 7〜12g
適合ライン : 6〜12lb
先 径 : 1.5mm
元 径 : 8.0mm

たしか ¥50,800(税抜き)

むむっ、軽い! しかも、バランスが良い。

なんと、10g、15g、20gのバランスウェイトが付属しており、グリップエンドに仕込むことが出来る。

重くなるので私はウェイトを入れないのだが、それでも十分にバランス良く使い易いロッドだ。

以前から、小手先技を使うには7ftが限界だろうと思っていたのだが、それを超えた長さであるこのロッドはトゥイッチやリフト&フォールがすこぶるやりやすい。

長い竿のティップで投げる感覚が嫌いなのだが、このロッドはロールスイングでロッド全体を思い切り曲げて発射することが出来る。

ワンダー60を50m以上飛ばし、且つ6lbラインがキャスト切れしない。

このロッドすごくイイ! おかげで貧乏巻き(リールに50mしか巻かない)ではラインが足りず、今では富豪巻き(それでも75mだが・・・)にしている。

使用リールも「TD-X2004C」から「バイオマスター3000MgS」にスイッチ。

最後まで刺さらないジョイントは今のハヤリなのか? なんか中途半端で"見てくれ"が悪い。

しかし、このジョイントがスグレモノだった。

普通、馬鹿力でロールキャストをするとジョイント部が回ってしまうのだが、このロッドはほとんど回らない。 びっくりたまげた気に入った!

ティップは予想以上にしなやかだ。 10cm台の魚が悲しい程にガンガン掛かる。

今のところ43cmのサクラマスが最大魚だが、きれいに曲がって楽しいね。

− 追記 (2008) −

その後、60cmの海サクラも難なく揚げ、とってもお気に入りのロッドになっちゃった。

1つ文句を付けるなら、ウェイトを納めるグリップエンドのネジ蓋がすぐ緩む。 そして紛失、もう知らん・・・。

それにしても、当時はロングロッドの振り方がわからなくて、ティップでチョイ投げだろうと思い込んでいたようだ。

程なくロッド全体でおもいっクソ投げられることに気付いて、ロングロッドに目覚めるのであった・・・。

あぁ、ジョイント部は接着しましたよ。

− 追記 (2024) −

その後、バス、サバ、ホッケ、ヒラメ、ヤマメ、アメ、ウグイ等々、なんでも釣れる万能竿であることが判明!

バット部分は妙に細くて不安になるのだが、全体的にハリがあってSPEC以上のパワーがある。

ライトアクションの竿って、魚が掛かった時の暴れ具合があまり伝わらないんだけど、コレは首振りしてる感触がガンガン伝わる。

軽さとバランスのおかげか、ナイロンラインでもアタリが明確にわかるし、どんな体勢からでもフッキングが一発で決まる。

トラウトロッドの食わせ特性なのに、キャスタビリティーがまんまバスロッド。

コレって理想的なルアーロッドなんじゃないの?

今まで買った竿で一番満足度が高いわ。

ちなみに、モンリミ最初のモデルなんだよねぇ〜、ジムプロデュースだったような違うような・・・。