38.シマノの軽量スピニングリールはどーよ?

(2001.11.吉日購入)

釣りテンションがすっかり下がってしまい、タックルを見てもドキドキしなくなっていた。

そんな時はNewタックルを買うのがお約束!

これからの季節、海で遊ぶにはスピニングリールは必須。

しかし、「TD−X2004C」では太いラインが巻けないので、8〜12ポンドで遊べるリールを物色することにした。

だが、スピニングリールは、高い、重い、ラインがトラブる等々、選択が難しい。

でも、答えは既に出ていたのだ。

SHIMANO:BIOMASTER 3000MgS
ギヤ比 : 5.2
自 重 : 230g
糸巻量 : 8lb・100m
ドラグ耐力 : 2.5kg
ボールベアリング : 4個/1ローラー

上州屋にて、¥12,800也(税抜き)。

えっ?ソルトでマグネシウムボディー(ローター)ですかって?

長年使えば何だって腐食するし、ちゃんとメンテすればそこそこ行けるのよね、たぶん・・・。

メタMgでさえ私はソルトで使っているのだ。

メーカーサポートはハナから受ける気ないし・・・。

お店で、「いいですよ〜コレ、軽くてバス釣りにはもっいこいです!」 な〜んて言われて、「えっ、えぇ〜、そ〜っすよね〜!」 なんてね。

口が裂けてもシーバスとは言えなかったよ。 不毛な会話はしたくないんでね。

とにかく私には軽さが必要だ。

本当はイグニスあたりが理想だが、今は貧乏なのでとりあえずコレで・・・。

230g(実測232g)はまあまあ軽い。

いや、ソルトでは抜群に軽い。

でも、「TD−X2004C」の205g(実測208g)に比べると、ちょっとズッシリ感があるけど、慣れれば何の問題もなし。

値段も安いが見た目も安い。

各パーツにガタツキ感がちょっとある。

ダイワのエアベールの頑丈さに慣れたせいか、針金ベールはすげー不安。

巻いてみると金属が擦れているようなノイズ(振動)がある。

特に高負荷リトリーブではノイズが顕著に出てスムーズさに欠ける。

糸ヨレ、糸がらみはTD−XC並みに少ない。

ドラグはショボショボですね。

順テーパーセッティングになっているので、ワッシャーを抜いて逆テーパーにセット。

まぁ、TD−XCと比べるのが間違いだけど、ボロいね・・・。

ツインパワーMgSあたりがオススメじゃないでしょうか。

− 注 意 −

MgSシリーズをソルトで使用しちゃう人は、くれぐれもメーカーに文句を言わないように・・・、保証外だからね。

− 追記 (2008) −

その後、北海道で活躍したが致命的な問題もなく、すぐに飽きられる。

久しぶりに思い出して探したのだが、なぜか手元にない。

誰かにあげたのか、売り払ったのか、まったく記憶にない。

かわいそうなバイオたん。