37.グラスロッドも悪くない?

(2001.06.吉日 購入)

Newロッドの購入を決断してから、はや3ケ月。

ほしいロッドがなかなか決まらず、バス釣りのテンションは下がる一方だった。

ある日、お出かけの帰りにフラ〜っと入ったショップに、こいつを発見!

Angler'sRepublic:EDGE PRIDE EPVC-664
全 長 : 6ft 6inch
自 重 : 128g
適合ルアー : 1/4〜3/4oz
適合ライン : 8〜16lb
先 径 : 2.2mm
元 径 : 15.3mm

そう言えば、今年のメインテーマはクランクだったな・・・。

Vグラスか・・・、えぇ〜い買っとけ! ¥39,800也(税抜き)。

しかし、前評判とは裏腹に先重り感がハリアー並みにひどい。

ロッド自体はグラスとは思えない程軽いのだが、グリップを握ると重く感じる。

また、ブランク自体が激太なのでリールシートの位置が高い。

TD−XやメタMGを付けるとパーミング性悪し。

更に、手の腹にグリップが妙に当たるのが気に入らない。

なぜかバリウスとは相性が良く、リョービ特有の「キャスト中に思わずクラッチ戻しちゃう現象」もなく、とっても投げやすい。

リトリーブ中に人差し指を伸ばすとスクリューに当たるのはちょっと許せない。

グラスなので巻きアワセで良いのだが、バラシまくる!

トレブルフックの刺さりがイマイチなのか、ジャンプ一発ですぐバレる。

早くも熱が冷めてロングハンドル化に着手。

改造と失敗を繰り返してたら、変なカスタムロッドみたいになっちゃった。

でも、フッキングパワーが向上、重量バランスも改善、とっても投げやすい、ってな具合に成功する。

170gと重くなったけど、ロッドはまずバランスありき。 そのバランスを保ちつつ軽量化するのが王道だと思う。

いまだにグラスの利点がピンとこない。 グラスがイイと言われる理由を是非知りたいので、ブラックバードと比較しながらボチボチ釣っていきたいです。

デザイナーが「杉作J太郎」に似てるのは気に入った!
(以来、「杉作Jグラス」と呼んでいる)

− 追記 (2002) −

改造したロッドの見てくれが思いっきり恥ずかしいので、ホーネットのハンドルをぶった切って刺してみました。

ショートハンドルに戻りましたが、重量バランスはヨシ。

グラスロッドの正しい使い方を素直に実践することにしましたが、やっぱり気に入らずに師匠の元へ追放されましたとさ。