36.これぞダイワのフラッグシップ!

(2000.06.吉日 購入)

前々から買うしかないと思っていた。

使い勝手の良いTD−XVを更に小型軽量化し、新素材軽量スプールに進化したTD−Zが遂に発売!

ダイワが放つ技術の結晶。

マグフォースV、GIGASスプール、マグネシウムボディー。

各部を煮詰めて発売したフラッグシップモデルだ。

TEAMDAIWA-Z 103H
ギヤ比 (巻取) : 6.3 (66cm)
自 重 : 175g
糸巻量 : 14lb・90m
ドラグ耐力 : 4kg
ボールベアリング : 11個/1ローラー

当然買う、ワイルドワンにて¥31,500也(税抜き)。

いいわぁ〜!

う〜ん、めっちゃ軽い! TD−XVから持ち替えると衝撃的。

軽く持てるタックルは手の神経を圧迫しないので、アタリを感じやすくなる。

130g以下で重量バランスの良いロッドに載せるべき。

バツグンのパーミング性! 親指のホールドも完璧なので、フッキングパワー大爆発! 木とか岩とかも・・・。

フッキングはもちろん、トゥイッチやジャークなどの激しいアクションでもギクシャクしない。

マグネシウムボディは冬でもあまり冷たく感じないので、手がおバカにならず集中力も持続。

ブレーキ設定を変えなくても遠投からピッチングまで最高のパフォーマンスを発揮するマグフォースVも健在。

TD−XVと比較してブレーキフィールが少し変わって、ブレーキ初期の唐突感が影を潜めた感じ。

おかげで初速も上がっている気がする。

軽量のGIGASスプールは慣性力が小さく、冒険した時のバックラッシュ頻度も低下。

密巻き仕様のおかげでライン放出抵抗も激減!

ライトリグの遠投性能にも磨きがかかっている。

TD−XVでネックになっていたバイブレーションとヘビキャロの遠投性能が格段に良くなってて、長距離低弾道無着水音キャストが可能。

イカンな!

ハンドルのガタツキ感が少し残っていて、巻き心地もシマノには及ばない。

キャストフィールもヌルヌル系なので遠心と比較するとチト物足りないか?

マグフォースVシリーズは糸巻き量がちょっと少ないので、深溝の「103」タイプを買った方が良い。

シャロースプールは「6,000円」で追加購入出きるので、必要に応じて交換するのがお徳でしょう。

アフターパーツ屋が出しているマグネシウムスプールは、マグV機構を封印する本末転倒パーツだろうからイヤ。

かなりの密巻き仕様なので、根掛かりを外したり、デカイのを抜いた時にラインが食い込む。 次のピッチングでジグが「ビヨョ〜ン!」となる。

マグボディはキズが付きやすいね〜。

− 追記 (2008) −

当時は軽量化が流行だったけど、今にして思うと軽すぎてオモチャ感バリバリだよなぁ〜。

中身はスゲー精密なのに・・・。

でも、軽くて高バランスは確実に感度を上げるんだよなぁ。

− 追記 (2024) −

ダイワとシマノのベイトリールは、そのパーミング性の違いにより感度が違って思えると、私は昔から思っていた。

シマノのあの持ちにくさは余計な握力を使うので、確実に神経を圧迫する。

ちっとも、好きでない。

対してダイワの持ちやすさよ・・・。

軽く手を添えている感じ。

だからダイワのベイトリールが好きなのだが、本気で海で使うと3年持たないのがムカツク・・・。

その点、シマノは10年使えるから、海用はシマノ一択なんだよなぁ。