26.万能リールはコレだ!

(1999.07.吉日 購入)

ロッド買いすぎてリールが足らん!

ということで、上州屋の金券も余ってることだし、ベイトリールを買うことにした。

結局のところ、遠投性能にこだわり過ぎて使いやすさを犠牲にしている自分に気付いた。

バイブレーションからノーシンカーグラブまで、ストレスなく投げ込めるリールはマグフォースVだけだった・・・。

TD−Zは値段がキツいので、またTD−Xに決定!

アウトドアワールドで、

TEAMDAIWA-X 103PV

ギヤ比 : 5.1
自 重 : 235g
糸巻量 : 14lb・90m
ドラグ耐力 : 3kg
ボールベアリング : 8個

¥26,800也。

やっぱりオイラはダイワ星人さっ!

だって、このリール最高に使えるんだもの。

でも、ライトリグはシャロースプールの105モデルの方が飛ぶし、ローギアは使っててかったるいんだよな〜!
(105=浅溝スプール、103=深溝スプール、HV=ハイギア、PV=ローギア)

結局、シャロースプールとハイギアパーツを追加注文し、105HV仕様に改造する始末・・・。 私はアホなのだ!

万能リールだが欠点もある。

サムバーを止めているプラスネジが緩みやすいことだ。

これが緩んで飛び出してくると、バックラッシュしかけたラインがネジに食い込んで苦労する。

更に、スプールからラインがぴょんきちしやすいんだなぁ。

これはVスプールの宿命でもあるので、普通のベタ底スプールに変更してもらいたいものですな。(構造上無理だけど・・・)

すっかり旧モデルになってしまったが性能は一級品。

今でも愛好者が多い初代マグフォースVなのでした。

− 追記 (2002) −

イィ〜ッ!

初速がイイ!

特に浅溝の「105」タイプは「TD-Z」に近いパフォーマンスを発揮する。

軽量ルアーが遠投できるし、ジグのピッチングにも最適だ。

14lb以上のラインには深溝の「103」タイプがオススメ。

スプールを 6,000円 で追加購入し、浅溝/深溝を使い分けるとオトク。

最近開発中のマグネシウムスプールもアリだが、マグV機構がないのはちょっと気に食わない。(ただのマグフォースに成り下がる)

オシュレート機構の動きが速いハイスピードレベルワインド。

ラインを織り重ねるように巻き取るため、根掛かりを外したりデカイのが掛かった時にラインが食い込まない。

また、レベルワインドの穴が縦長で、キャスト時に縦にバタつくラインの抵抗を軽減するらしい。

メンテナンス性が高い。

簡単にスプールが外せて、スプールベアリングの注油もしやすい。

また、全バラも比較的簡単なので、自分でローギアからハイギアに交換しちゃった。

だから2台ともハイギアのTD−Xなのだ。
(正直、ローギアの必要性がわからん)

よく見ると、独特の形をしていてステキね!

いかん!

ラインを織り重ねるように巻き取る「クロスラップ」のため、強いサミングでラインが緩みやすい。

Vスプールの形状も手伝ってピョンキチが出やすい。

しかし、これは細めのラインを貧乏巻きする私が悪いようだ。

12lbラインなら75m以上巻けば問題ない。

クロスラップはラインの放出抵抗が大きく、ヘビールアーの遠投力に欠ける。

45mオーバーのキャストにはチョット不向き。

密巻き仕様だと抵抗が減るのだが、食い込みとの兼ね合いがあるのでしゃーないですな。

ドラグが滑りやすい。

思いっきりアワセると「ジィ〜!」っと滑る。

ガチガチに締めてるのに・・・。

やはりシマノと比べると巻き心地は良くない。

微妙なノイズが手に伝わる。

個人的には全然問題ないけどね。

塗装がすぐパゲパゲになり、違う色に塗り直したくなる。

ブレーキの効き方が唐突で、回転のピークで「ドガガガッ!」っと効いて、ロッドティップが持ってかれる感覚がある。

遠心のような「ばびゅ〜ん!」という気持ち良さがないけど、初代マグフォースVということで、許す!

− 追記 (2008) −

TD−Zを買ってからも、遠征ではTD−Xの出番が多かった。

それほど安定した性能だった。

その後、丹沢湖に水没したり、海で使ったり、色々と無謀な釣りに投入してゴリゴリにしてしまいました。

ベアリングを交換しても完治せず、お役御免となる。