21.500円リール参上!

(1999.04.吉日 購入)

ベイトタックルの物欲が一段落したので、スピニングタックルについて考えることにした。

まず、スピニングリールの重さが前から気になっていた。

ロッドを持ったまま何分もプルプルしていると結構ツライ。

スペック表をよく見ると、スピニングリールはベイトリールよりかなり重いことに気付く。

ただでさえ地味な動作の連続で精神的苦痛大爆発なのに、タックルが重いなんて許せない。

ロッドの軽量化は進んでいるのに、なんでリールは重いままなの?

バランス悪いでしょ!

おまけにいいリールは値段がクソ高い!

ということで、安くて軽くて機能するスピニングリールを買うことにした。

伊勢原キャスティングの広告に載っていた「シースルー激安スピニング¥500」也。

スプールにPescarSpinとか書いてある。

元々1,000円で売っていたものが売れ残り、ロッドとセットで2,000円でも売れ残り、単品で500円に成り下がったものだ。
(前々からチェックしてたのさっ!)

実際に手にとってみると、さすがにボロい!

とりあえずシャロースプールに改造する。

次にドラグワッシャーをアルテグラのものと交換し、金属ワッシャーを噛ましてシリコンオイルを注す。

これでドラグが使えるようになった。

やっぱり軽いことは良いことだ!

セコ釣り集中力がUPしました。

しっかし、シースルーというより「透明なプラッチック」という表現が合ってるな!

結局、2,3回活躍しただけでホコリを被る状態になってます。

だって、この半年後にエアメタルのTDシリーズが出ちゃって、買っちゃったんだもの・・・。

− 追記 (2008) −

たぶん常吉の本を読んで感化されたんだろうね。

そんで変なリール買っちゃってサ・・・。

でも、実際に軽量リールで釣りすると楽だし、アタリもとりやすいんだよね〜。

その後、釣り業界に軽量化ブームがやって来て、私もすっかりハマっちゃってカモネギ状態・・・。

さて、当時は「シースルー」ブームの末期だったみたいで、こんなものまでシースルー呼ばわりして売ってたんだね。

その後、「スケルトン」と呼称を変えてまでおしゃれアピールを続けたんだけど、泣いた小売も多かったでしょうな。

− 追記 (2024) −

Pescar Spin [ペスカー・スピン]

ペスカーってスペイン語で「釣る、釣りをする」という意味だって・・・。 (同じ意味でイタリア語ではPesca)

どゆこと? スペイン要素ドコ? まさかスペイン製?

昔、日産ミストラルがスペイン生産だったけど、絶対にコレは違うだろ!

まぁ、ビギナー向け商品のネーミングなんて誰も真面目に考えないか・・・。