−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− *これらは全て、僕が過去にSEGAのバーチャロンBBSに掲載したものです。   平成10年12/ 8掲載 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 2話2・歯車は動き出す −−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 続き. DNAとRNAがS.E.G.A.(セントラル・アース・ガバメント・アーミィ=中央地球政府軍)の仲立ちで 12月末から1月初めまでの何週間かを「DN社創立○周年記念週間」と称して停戦するらしい. そのカーニバルに新作VRを出展してくれないかって開発部の上の人に持ちかけられたんで 俺はあれこれ考えていたんだけど・・」 O「例の合体VR・バーチャリオンですね?」 t 「・・・・そういう事.(笑)きっとT研もすごいモノを 出すかもな,しかし未だにこの情勢だろ?」O「下手すれば停戦協定は決裂必至・・.」  t 「となれば出展するはずのVRでそのままドンパチになるのは目に見えているだろうから それまでには何とかGETしたい・・そこで,格納庫にある,開発プラントで頑張ってる俺の知り合いが 設計した「闘蓮」と「嵐紅蓮」を持っていって「バーチャリオン」と交換してくれないかって虫のいい話なんだけどね(爆) DNAは総司令部で最近色々あったから各基地の付近は警戒網がピリピリしてやがるはず, となればH2Tさんがいる黒龍会こと,SLC-ナイツ部隊の北部基地から南西へ下るルートは危険だな・・ 少々遠回りになるけど,関西RNA支部のある「AVION地区」から西へ向かうルートが一番安全かな? O「近々「ますらお」とか言う中型長距離艦がスペースステーションに戻ってくるそうですね.  それにあの2体を載せて貰(もら)う様に頼めばいいとは思いませんか?」 t 「ん,そうだな.サイファー部隊のお偉い方のSk-エルさんやアルフ-αさんがそこのブリッジで 指揮を取っているそうだから,よくしてくれるはずだろうし. ケイ「な・・なるほど(^^;」 ムーンベース1階・試作型VR格納庫 O「ここに「闘蓮」と・・アレ!?「嵐紅蓮」が無くなってる・・ん?書き置きがありますよ」  t 「書き置き?読んでみろ.」 O「はい.えーっと・・」 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− t ,O.お前達には勝手なことをして済まないと思っている.嵐紅蓮は,私が責任を持ってT研まで 運んでおくことにした.D-中尉の危機を打ち破るにはどうしても”V-アクセラレータ”の 「リミテッド・パラメータ・オーバードライブ(R・P・O・D)」の能力が必要不可欠なのはよく知っているはずだ. しかもAP型VR部隊を載せた大気圏突入カプセルが都阿留研究所へ向けて投下されたそうだ・・ 今は一刻の猶予もならぬ状態にまで事が及んでると判断したのでこのような措置を取らせてもらった. だから闘蓮(ウォーレン)の方は頼んだぞ. −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− O「T研へ持っていかれたみたいですね・・.」 t 「あの酸欠オヤジめぇ〜!!先を越されたか・・(^^;こんな事だけはしたくなかったんだが (作者の都合上・・爆)仕方無ぇ!こうなったら緊急手段だ,Mちゃんだけ先に闘蓮に乗って地上行きの転送ゲートで 行ってくれ.俺達は「ますらお」で後を追いかける!だから頼む」  (;^^)」L (^^;)ゞ Mちゃん「うーん,イヤとは言えないよね,やっぱ.じゃ,頑張って追いかけて来てね・・行くぞ闘蓮!」 闘蓮(AI)「パペピプペポパポ・・・・OK,アニキ!!  すぐにでも発進したくてウズウズしてた所だぜ!」 t 「さて・・俺達も行くとするか.」O「そうですね.いつまでもこんな所にいても始まらないし(笑)」 t 「ただし,これらの情報はあくまで現在の物だから,地上に降りてから いつ状況が変わるか分からない・・いや,もう俺達を想像も付かないような事になってるかもしれないからな.」 O「もし戦闘になったら僕はサイファーに乗って戦うからともかく,t さんはどうするんです?」 t 「お,俺?なーに,心配無用だ!! ただの通信オペレータと思ったら大間違いだぜ!? こう見えてもお望みとあらば何でも出来ちゃったりするのが俺の凄い所なんだからよっ, その気になったら例えばだな・・革・・げふげふん,それは置いといて・・(^^; しかも無く子も黙る”テじむン”乗り!!,当然腕は確かと来たもんだ. お前と同じようにOMGの頃から乗ってるんだし,模擬戦のランキングでは”zっち”とトップを争う位だゼ! ・・おぉぉ,そうだ!アイツ地上に出張してたっけな,ついでだから作戦を手伝って貰うとしよう. zっちはライデン乗りだから,心強いこと間違い無しだぜぇへっへぇ〜(鬼)」 O「な・・成る程・・.(n_n;何でもこなす器用さとその調子の良い性格からしてVRは不要と見たが・・)  あっそうそう!現地の人たちにも手ぶらじゃなんだから御土産持って行く事にしたんですけど・・」 ・冷凍ミックス野菜パック半月分←t 「おぉっ!これはいいかもな.地上は異常気象で野菜不足だから  きっと喜ぶぞ,何てったって保存食技術なら月の方が数段負けてないからね(謎)」 ・調査班のNとFちゃん(知らない人に説明するのは難しいからあまり深く突っ込まないでね^^;)が  くれた「大正ロマングラッセ」とムーンベース購買部で買ってきた,目玉マークの焼印がついた  「タングラム饅頭(まんじゅう)」←t 「あのねぇ・・(^^;笑)これってみんなRNAのロゴ入ってるんだけど ・・まぁ良(い)っか(爆) ・・あぁっ!? 中の大袋が開けられてる!しかも2つ減ってるじゃないか,あのオヤジだなきっと・・(爆)」 O「と,取りあえず,個包装ですから大袋だけ取って箱に直しておけば分かりませんよ,きっと(^^;」 こうして,O-准尉達の,地上への珍道中(・・?笑)は始まったのであった・・ ※3話1は嵐紅蓮のお話です. −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−