●ホオズキ | ●ホウセンカ | ● |
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<根> 症状:子宮緊縮作用。ホオズキは有毒植物に入らないのかもしれないが、昔からその根っこが自然堕胎を促すのに使用され、かつての悲惨な事情をほうふつとさせる悲しい一面をもつ植物である。 |
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<生の全草> パリナル酸など 症状:誤って食べると大変苦く吐き気を催す。多色すると胃腸障害をおこす。新芽はとてもみずみずしく、ツリフネソウは山菜摘みの際に、またほうせんかは子供の色水遊びのときに誤食しやすい。 |
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*魚中毒について* サンゴ表面に生育する植物プランクトンが“シガトキシン”という物質をつくり出す。このプランクトンを食べた魚は体内に毒を含むようになり、その魚を人が食べると、数カ月〜1年間にわたり、下痢、腹痛知覚障害など神経系の症状が起きる。沖縄では年間10件程度の発生例があるという。 2001年にこのシガトキシンの化学合成に東北大のグループが成功したため、ホウセンカに頼らず(笑)、魚中毒(シガトキシン中毒)予防のワクチンや毒の検出キットの開発が可能になるだろう。 |