『ローズゼラニウム』

さて、天気もよし、気温もよし。夏の間、乱れに乱れたローズゼラニウムを
きちんとして冬にそなえましょうか。




我が家はローズゼラニウム、オンリー

ハーブのゼラニウムは園芸種のものと違ってその香りの良さにファンが多いです。

しかもその香りの多彩さに感心するよりあきれてしまったりもします。
“チョコレートミントゼラニウム”なんて、「うっそお、そんなのあるのお?」ってなもんでしょ? でもちゃんとあって香りもチョコミントなんですよ。

私も一時凝りまくったことがあったんですが、結局ローズゼラニウムに落ち着きました。葉っぱの形も香りもみんなに好まれます。

来春またかわいいピンクの花を咲かせるために、この時期にローズゼラニウムに冬支度をしてやりましょう。
原産地はアフリカですので、日本のほとんどの地域でそのまま外で冬を越すのは辛いのです。(もちろん例外あり) コンテナ栽培ということもあって、で、私はこうします。


3月末に咲き出すローズゼラニウム

まず、このぼさぼさ状態を
ここまでさっぱり切り詰める→
そしてこれは11月から3月まで
ビニールの簡易ハウスにいれています。

<切り落とした葉っぱと枝の処理>

春菊じゃないですよん。傷んでいない葉はティやお菓子、入浴用に。

葉を1、2枚つけて、挿し木用に処理したもの。

こういうちょっとめんどくさいことを、このザツな性格の私がよくやるなあと自分でも感心しますが、
これはゼラニウムのおかげ。処理中にずーっといい香りに包まれるからです。
枯れてカサカサになった葉にも芳香があるというのは不思議ですねえ。

え? 挿し木用に処理したんなら、写真なんか撮ってないでさっさと水につけなさいって?

ゼラニウムの挿し木は切ってすぐ水につけてはいけません。むしろ切り口をかわかします。挿し木用に処理をしたものは一晩、陰にそのままおいておき、翌日用土に直接さしていきます。(用土は赤玉土のみ)やや日陰になるところに置き、枝先の葉を観察し、葉がダメになったものはすぐ抜いてしまいます。出根率は80%かな。

それではゼラニウムくん、また来年まで!


今は無き、パインゼラニウムの赤花。
うう、惜しいことをした。


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