ハーブガーデン訪問:『くりはま花の国ハーブ園』

(訪問 2002年1月中旬)

「どーせ季節外れ、花なんかな〜んにもないよぉ。どうしてこんなオフシーズンにしか行けないんだろう (・・、)ヾ(^^ )」

なんてぶーたれてた私を迎えてくれたものは
うっとりするような水仙の香りとこんなかわいい園内列車と、滝のように流れるローズマリーでした。

くりはま花の国 ハーブ園

アクセス

(電車)JR久里浜、京急久里浜駅下車 約2km
※ハーブ園に近い入り口は第2駐車場のある所で、駅から歩いてもいけるが、フェリー乗り場行きバスにのって「大浜」で下車徒歩5分。

住所

神奈川県横須賀市神明町1番地

TEL:

0468-33-8282

営業時間

午前9時〜午後5時<11〜翌3月>
年末年始、月曜日
(ただし4〜9月は無休)

入園料

大人500円 小中学生200円 (花の国だけの入場は無料)
ハーブ園外にハーブショップとレストランがあります。

※レストラン「ロスマリネス」:団体客が入る時は一般客は利用できなくなる。


くりはま花の国というと、「ポピー」と「コスモス」で有名。春のハーブシーズンには大勢の団体客が。

でも、オフシーズンにハーブガーデンに行くと、そのガーデンの裏側や手入れの様子、またオンシーズン中には見事な花に隠されていたものが見えたりなんかして(^_^;)、けっこうシビアにガーデンを眺めることができます。

同じ時期に、茨城のハーブハーモニィガーデンに行くと、苗の売り場やレストランでのサービスが充実していて、「この時期に来て得した〜♪」とまで思います。千葉のハーブアイランドや福島・ハーブファーム、群馬・薬王園等はまさに「時知らず」<鮭かい(^^ゞ 
冬はきっぱり閉鎖っていうガーデンも潔くてよし!

さて、この『くりはま花の国ハーブ園』はどうでしょうか?

よく整理された外のガーデンではセージが多種充実していました。

海のそばのガーデン特有なのでしょうか、ローズマリーが生き生きとしていて、千葉を思わせました。やはりここもあたたかいのでしょう。ガーデンからは海が臨まれて眺めがとても素敵です。

温室もあります。この温室はまさにゼラニウムのための温室といった感じで(勿論ほかの物もありますが、ほとんどがゼラニウム) 多種のゼラニウムを実際に見、触れ、匂いを嗅ぐことができます。


家族で嗅ぎ倒したアップルゼラ(^^ゞ


  

でも、

同じ入場料をとるなら、たとえオフシーズンでも来客は何かそのシーズンならではの事を期待します。
花の国そのものが無料なのに、ハーブ園だけ有料なのですから、
ハーブ苗の販売を充実させるとか、自家園で収穫したハーブを味合わせてくれるとか、
もう少し工夫がほしいところ。

関東最大級の広さと種類を誇りつつ、自家製のものが少ないというのは、私にとっては物足りないものがありました。
展望所から広がる斜面が何も植えられておらず空いていた、ということは
そこにはシーズンになってから、なにかハーブの苗を移植するのでしょうか。

そろそろ、「人寄せ」「流行」といった考え方のハーブガーデンは終わりを迎えそうです。


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