ハーブガーデン訪問:『さんさい共和国』

(訪問月 7月中旬)

   

新潟県の北魚沼郡入広瀬村は『さんさい共和国』として昭和58年に独立国になりました♪

この独立国というのは、井上ひさしの『吉里吉里人』の本がきっかけとなり、各地にブームとなったバーチャル国家です。それぞれの地域の特徴を活かして観光資源とし、地域の活性化をはかっていますが、入広瀬村は山菜の宝庫であることから、『さんさい共和国』として全国で第24番目の独立国となったそうです。
もっともブームの絶頂期には200余りもあった独立国ですが、今存在しているor活動中なのは50あるかないかとのこと。

その『さんさい共和国』に「食べるための野生植物」(これも一種のハーブさっ!)を、展示・栽培している資料館と植物園がありました。まさにくいしんぼうの私向き♪

今回は、薬効があるありがたいハーブではなく、アロマとかいったこじゃれたハーブでもなく、「食べる!」という人間の本能をそのまま満たすハーブを堪能しました。

いやー、人間ってほんとにどん欲! しかしながら、食べ物は直接命に関わるのだから、当然て言えば当然なんですが、今回つくづく思ったのは、『美味しいものを口にできるかできないかで人生の幸せの度合いってずいぶんかわってくるだろうなあ』ってことでした。


   

■日本ワイルドフード植物園

■野山の幸資料館

住 所:新潟県北魚沼郡入広瀬村平野又新田
電 話:02579-6-3088

閉園日:毎金曜日(祝祭日のときは木曜日)
     及び冬期間


きちんと区分けされた園内
全て食べられる野草だが、たまに毒草が(^-^;


帽子やカサや園内地図の貸し出し有り
お土産に
『野山の幸ピクニック』というハードカバーをいただく
   

住 所:新潟県北魚沼郡入広瀬村大栃山
電 話:02579-6-3737

閉園日:毎金曜日(祝祭日のときは木曜日)
     及び12月28日〜1月3日


資料館がとても充実
部屋の奥には目移りするほどの薬草酒が


※アクセスは、どちらも
 (自動車)関越自動車道『堀ノ内IC』または『小出IC』をおりて、
      国道252号を入広瀬村へ
 (電車)JR上越線、小出駅のりかえ
       →只見線、入広瀬駅下車、徒歩15〜20分


この二つはすぐ御近所にありますので、ぜひ両方いってみてください。

←このパスポートを最初にいった館でもらい提示すると、次の館の料金の割り引きがあります。

さらに山を2キロほど上がっていくと、、、。

■越後ハーブ香園 (URL:http://www3.ocn.ne.jp/~herben/

かなり広いペースのいわゆる“ハーブ園”が確保されていますが、残念ながらまだ新しいせいか「流行りのハーブ類を植えてみようか」という感じ。コンセプトもお店の応対もハーブ園としての品揃えも、いまいち。山を切り開いた広大なアウトドアプレイゾーンがメインなので、ハーブ園という名前を冠しないでほしいな、とも。
もっともこれから継続的にきちんと手入れがされていけばいいハーブ園になる可能性も。しばらくみまもってみようかな、といったところでしょうか。(受け付け前のバラ園広場はなかなか素敵でした)

家族でキャンプ等するにはとても良い場所です。眺望が最高。



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