4月の 赤ちゃん(新芽)たち

春だ!
寒さのぶりかえりはままあるにしても
春です。庭のハーブたちが動きだしました。
かわいい産声が聞こえるようなんですよ。

桜や梅や桃が一斉に咲き出すととてもうれしいです。
この辺ならではの花もたくさんみることができます。

でもこの時期、
『実は私、花よりも葉っぱの緑のほうがずっとずっと好きなんじゃないかなあ』
なんて思ってしまうのです。それほどこの時期のハーブの新芽たちは、本当にかわいく美しいのです。

新芽の勢いの良さ、一生懸命さを目にし、
新芽の軟らかさに触れ
そして指についたおだやかな香りをかぐ。
その香りは、体にオリのようにたまった、重さ暗さどんよりとした気持ちを一瞬にして吹き飛ばしてしまう。

今回は我が庭の赤ちゃんたちを一部紹介します。拡大してありますが、実際は全て2cm以下の世界なんですよ。


           

    

トリコロールセージの新芽

葉っぱの大きさは1cmです。

きっと新芽のときが1番、三色(トリコロール)が際立っているんじゃないでしょうか。自然のものとは思えない色合い。同時に、この色をかもし出すセージに驚きます。

    

パープルセージの新芽

葉っぱの大きさは1.5cmです。

秋にはちょっと調子が悪くて、冬の間に亡くなってしまうかなと心配したのですが、なんとか乗り切りました。

なんという色! なんという紫!

    

ゴールデンセージの新芽

葉っぱの大きさは1cmです。

トリコロール、パープル、ゴールデンとこの3つが我が家のセージ三兄弟です。

もう少しすると薄い緑と濃い緑の区別がハッキリしてきてさらに美しくなります。 三兄弟の中では1番丈夫かも。

     

斑入りローズマリー
“ギルデッドゴールド”
ときどき班が入らない葉っぱが
でてきます。

茶色く枯れたなかから
次々に新芽がでてくる
“レモンタイム”

枯れ葉のなかから
ちょこんと顔をだした
“パイナップルセージ”

     


パイナップルミント


アップルミント
この時期やっぱり目立つのはミントの芽出しでしょうか。
とくにスペアミント系のミントは産毛がかわいいです。私の指とくらべるとその小ささがおわかりでしょうか?

     

このかわいい姿は本当に今だけ。
あるものはじきに私の背丈を超えます。
あるものは傍若無人に広がり始めます。

自分の家で栽培しているからこそ目にできる貴重な瞬間です。


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