8月のローズマリー

ローズマリーとつきあいだして4年がたちました。最初はナメクジ攻撃に負けたり、乾燥が好きとはいえ、水をやらなさすぎたり、私の育て方の犠牲になってしまったものがいくつもありました。このごろはローズマリーのほうが私の性格を理解してくれたのでしょう、多少の無茶をしても元気です。玄関先にどどん、とおいてあるので、出入りをするたびに体に葉がふれて、ふわふわといい香りが立ち上ってきます。


phot by my Honey

立性のローズマリーが我が家に来て2年目。今年初めて花が咲きました。なんともうれしい。 ローズマリーの中では成長はゆっくりです。香りは1番あります。

マジョルカピンク
 (花がピンク色になる)

トスカナブルー
(きれいな濃い青の花)

這性のローズマリーは、這う、というより枝垂れるのできれいです。 斜面のグランドカバーやハンギングに。このプランターの下にはブロックが2個もつんであるんですが、それでももう道路についてしまいます。成長は1番早いです。

プロストレイタス
 (白っぽい青の花)

その他に、這性と立性の中間である、ブルーボーイがいます。

ほかにも、中間のものに「ウッド」
立性は「アルバ」「ギルデッドゴールド」「シルバー」がいます。

コンテナ栽培の難点は思いっきり大きくできないこと。大きくなるたび鉢をとりかえてはいるんですが、鉢の大きさも制限があるので、ある程度大きくなったら、ぐっとがまんしてバチバチ刈り込みます。

刈り込んだ枝は捨ててはいけません。(そんなもったいない!) 一部は入浴剤にしたり、ハーブティにしたり、部屋に吊るしたり、そしてなによりもまた苗として増やしましょう。

ローズマリーの増やし方(我流苗の作り方)

挿し木にする部分を作る。15センチぐらいが基準

赤丸部分…新芽が出て成長しているものを選ぶ。

青丸部分…なるべく木質化しているほうがいい。
     下3分の1は葉を取る。

緑丸部分…切り口はスパッと切る。

容器に水をいれて、作った挿し木を入れる。風通しのいい直射日光の当たらないところに置く。

えー、我が家ではこの花瓶にこうやって、ここに置いておくのが一番いい結果がでることがわかりました。実はここトイレなんです。ピラミッドパワーでもあるのかな??

 10日〜2週間でこのように根がでてきます。
根が2本以上出てきたら、鉢に植えかえます。とりあえず3号鉢から。初めは水が必要なので、プラスチックのほうがいいかもしれません。
土は市販の培養土(園芸の土とか、プランターの土とか)に小粒の赤玉土を半々にまぜたものです。

ひと夏でこうなります。冬の寒い時でなければ1年中挿し木はできます。

いままでいくつ作ったやら。でもいまだにローズマリーで家がうまっていないのは、ほとんど人にもらっていただくからです。プレゼントにちょっといいですよ。

←3月に3号鉢に移して
 ほったらかしたもの。

同じ時に直植えに→
したもの 


増やすのにはこのように挿し木をするのが簡単で確実です。種からは時間がかかるし発芽率が悪いです。とはいえ、こぼれ種から発芽している可愛い芽をみつけると無性にうれしい。
プロストレイタスのこぼれ種からでてきたもの。コンクリート道路わきのごくわずかな土から芽がでています。よそに移しかえるとダメになってしまうんですよね。こんなに小さい(3センチほど)のにちゃあんと香りがします。 


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