日田彦山線・田川後藤寺(青春の門・筑豊編/五木寛之)



青春の門・筑豊編/五木寛之

若いころに熱中した小説が、五木寛之の「青春の門・筑豊編」である。そのころの本は手元には残っていないが、伊吹重蔵の「なんちかんち言いなんな。男は理屈じゃなか!」とか「馬鹿も利口も命は一つ」などというセリフに心酔した覚えがある。

他府県人から見た福岡県人のイメージは、勇壮な博多祇園山笠で知られる博多の町衆や小倉祇園太鼓の無法松といった男らしいものに尽きるような気がする。この小説でも遠賀川流域の炭坑夫たちの気風として伊吹重蔵を例にとり「川筋かたぎ」が紹介されていた。

この物語の舞台から考えると田川伊田駅のほうがふさわしいのだが、乗り換え時間の都合で下車できなかった。ここでは、隣駅の田川後藤寺の写真を紹介しておく。



博多・祇園山笠