京浜急行・横須賀中央(カメラと戦争/小倉磐夫)



カメラと戦争/小倉磐夫

上の写真は横須賀港に保存されている戦艦三笠の艦橋を撮ったものだ。この艦橋は、日露戦争・日本海海戦のときに東郷司令長官が立っていた場所である。
小倉磐夫氏の「カメラと戦争」の中に、カメラのピント合わせと大砲の射撃の類似性を解説している章がある。日露戦争当時はレーダーがなかったため、バー・アンド・ストラウド式測距儀という二重像合致式の測距法(今も一部のカメラで使われている測距方式)が使われていたそうだ。
以下に小倉磐夫氏の文章を引用する。
日本海軍で、バー・アンド・ストラウド式測距儀の調整法を最初に学んだのが、軍艦吉野の航海士だった秋山真之少尉である。この秋山少尉こそ後に東郷連合艦隊を勝利に導いた作戦参謀であり、司馬遼太郎氏の「坂の上の雲」にその生涯が活写されていることはご承知のとおりだ。

この旅のときには、戦艦三笠だけでなく、「江の電モナカ」を買うついでの寄り道で、江ノ島の児玉神社(写真)にも行った。児玉神社は「坂の上の雲」にも登場する満州軍総参謀長・児玉源太郎を祭る神社で、児玉源太郎を慕う人たちが建てたものだという。