宇多田ヒカル東京初ライブレポート

’99 4. 2 "Hikki's First Luv Live" Zepp Tokyo


歴 史 の 証 人

 

42日金曜日、午後半休をとった私は、はやる気持ちを押さえ午前中仕事をこなし(ほとんど仕事になりませんでしたが)、午前業務の終了とともに会社を後にし、軽く食事をとり、未来永劫伝説の場所となるであろうお台場Zepp東京へ向かいました。

当日の予定は事前の主催者側の説明では、3時から当選はがきをZepp東京前特設チケット交換所で入場チケットに交換開始、開場6時、開演7時。チケット交換の順番=入場順番ではなく、早く並んだからといって早く入れるということではないというということでしたが、予感があった私はZepp東京に1時半着、すでに100人ほどがZepp東京前にたむろしていました。殆ど女子中高生ばかりで、私のような会社帰りのサラリーマン、しかも中年の域に入ろうとしている私のような人は皆無。ちょっと(というかかなり)恥ずかしかったのですが、腹を据えてその場でしばし待機。

しばらくして、フジテレビが待機している人にインタビュー開始。ちょっとまてよ!?こんな早い時間に見るからに中年のサラリーマンが1人でライブ待ち。格好の取材相手ではないか!や、やばい!!!今日この日のことは、会社の同僚はおろか妻子にまで秘密にしている私。その私が、テレビなんぞ出たら、会社の評価がた落ち!家庭崩壊の危機!!とそこまで考えた私は、テレビクルーと目を合わさないようにひとまずその場をフェードアウト。

20分後、フジテレビのインタビューが終わったのを見届けた私はカムバック。ひと安心したのもつかの間、今度はTBSがインタビュー開始。再度フェードアウト。

TBSのインタビュー終了後、再度カムバック。時間は250分。と、ようやく関係者が登場、数箇所にフェンスを設置し、「3時から当選はがきを入場チケットと交換します。交換する順序は入場する順序と関係ありませんので、一度後方に(Zepp東京入り口から見て)移動して下さい。」とのたまいました。

ここで私無駄に年はとっていない。そんなことはない。
11人だったらランダムにチケットを渡すだろうが12人であり2枚連番のチケットをランダムに渡せる訳がない。と瞬時に判断した私は、しゃべっている人の前にあったフェンスの前に移動、と、「ではここから2列に並んで下さい。」との声。その時点で前から3番目となりました。

そこに募集した同伴者登場。携帯電話にTELが入り、「今着いたんですが、どの辺にいるんですか?」「1番前の方にいます。」「えっ!?…そこに行ってもいいですか?」「どうぞどうぞお待ちしてます。」で、めでたく合流。と、またもやTBS登場。1番目の人にインタビュー開始。で、取材拒否。めげないTBSちょっと後ろにいた女の子2人組にインタビュー。で、見事に撃沈。すごすごと退散するTBS。

いよいよチケットへの交換開始、とテレビ局いっせいにライトアップ。スポットライトを浴びてチケット入手。番号は、やったーーー!!A3とA4!!もらったぜ−!!!

と絶頂感にいた私に、つきつけられたマイク。「(チケットもらった)今の気持ちを教えて下さい。」我にかえった私は下を向いて無言でその場を後に…。なんだか一瞬芸能人になったような気がしました。(笑い)

いつになったらライブレポートがはじるまるの(怒)と思っている皆さん、もうしばらくの辛抱です。もう少しお付き合い下さい。

1時間後、フジテレビ近くのビルの5階のオープンスペースに集まった男女8名。

私、美保@横浜さん、旦那@横浜さん、けーちゃん、小倉@新潟さん、こーせいさん、こなべさん、ぐりさん。
ライブ前オフ会のはじまりはじまり。
美保@横浜さん&旦那@横浜さん、まるで美女と○○!
ごめんなさい、旦那@横浜さん。でも話していると旦那@横浜さんはすごくいい人で本当にお似合いの夫婦でした。

このオフ会では、美保@横浜さん&旦那@横浜さんとこーせいさんのHikkiコレクターぶりがいかんなく発揮。私おこぼれでこーせいさんからお宝テープいただきました。
こーせいさんありがとう。しかも、この場ではじめて「
Precious」初回リリース版を目にすることが出来ました。すっごく感動しました。
こーせいさんまたまたありがとう。

お待たせしました。いよいよライブレポートです。

A3番のチケットを持った私は当然3番目に入場。最前列のど真ん中をゲ――ット!!!

ライブは最高でした。生しかも歌っているHikki、とっても可愛くてスタイルよくて最高!

ライブの内容はよく覚えていませんので、以上でライブレポート終わります。

なんてことはなくて、ライブ内容は皆さんが克明にレポートされるでしょうからそちらを読んでいただくとして、私的にHikki Luv Live Best 10を発表します。

第1位「First Love」の時、Hikkiの瞳がウルウル。瞼を何度もしばたたかせていたHikki
私も思わず瞳がウルウル。

第2位「1曲目甘いワナ」の途中、「あっつい−」といって上着を脱ぐ。

第3位「甘いワナ」歌いながら登場、開場を見て一瞬「ウオッ!スッゲイ人」ていう表情。

第4位「Never Let Go」の「二人で靴脱ぎ捨てて」の所で、左のブーツを脱ぐようなジェスチャー。すっごく可愛かった。

第5位「time will tell」の時に、のどの調子がちょっと悪いのか横向いて喉に手をやり「ゴホッ」。

第6位 1回目のMCで、「失神すんなよ−」。

第7位 2回目のMCで、「学校の友達来てんだけど、こんなんじゃどこにいるかわかんねーよ」といながら開場を見渡し友達を見つけたみたいで、「オッ。後でね。」(ウラヤマシイ)

第8位ラスト2曲となったところで、Hikki歌う曲忘れたみたいで、ギターの人に「アレ、次なんだったけ?」ってまじで聞いていた。

第9位「Automatic」歌い終えた後、「やっぱAutomaticは一番盛り上がるね。私も1番好きだよ。あっ、違った。一番好きなのはIn My Roomだ。もう歌っちゃったね。」

第10位 Hikkiの紹介でネプチューンが「笑う犬」の着ぐるみ着て登場した時、というのもライブ前のオフ会で、結局入場出来なかった旦那@横浜さんに、「笑う犬の着ぐるみ着たらきっと顔パスですよ。」なんて話してまして。

番外 ライブ開始前、Zepp東京のスタッフらしき人が、ベースのキーチューニングしてたんですが、その人キャイーンの天野君に顔・体型がそっくり。笑わせていただきました。

以上、長々とレポートしてきましたが、最後に開場を後にしてオフ会に向かう途中、昼間は強風のため止まっていた観覧車が動いてまいて、ひょっとしてHikki「ぜったいのりてーなんて言って乗ってたりして」と言ってたのが現実だったみたいで。Hikkiのメッセージ読んで思わず嬉しくなりました。