* えぴそ〜ど *


 ドイツ在住中の のせきれなかったれぽ〜と 

 *ドイツの選挙* 

 ドイツの連邦議会選挙のあった9月27日の夜は、ドイツの選挙に興味のない私でも、一応ZDF(ドイツ第2放送)の選挙番組にチャンネルをあわせてみた。 タキシードでビシッときめた、いかにも偉そうな政治家の(たぶん)演説の合間に、 オーケストラが演奏したり、オペラ歌手が熱唱したりして、新政府(新首相)誕生を祝っていた。日本の選挙番組とはまるで違う。日本でも、市民がもっと政治に興味をもつように、音楽をとりいれるなどの工夫をしたらいいのに。 ドイツの一般市民に根付く、音楽に対する意識が非常に高いことを感じた選挙だった。

余談:
選挙の次の日、ドイツ語の授業で新首相の話題がでた。 先生のテーアが 「新首相がシュレーダー氏になってよかったわ。 コール前首相のドイツ語はひどくてね、特に発音が悪いから、 同じドイツ人として恥ずかしかったの。 その点、シュレーダー氏は大丈夫だわ。」
「でも、シュレーダー氏は3回か4回も結婚してるんでしょ?」とギリシャ人。
「ここドイツでは、そういうのは問題ないのよ。 (何度離婚しようと非難する人はいない) そういえば、今朝のラジオでクリントン大統領とシュレーダー首相の違いを特集していたわ。みなさん、なにが違うと思う?」
「、、、、、、、、、」
「クリントン大統領もシュレーダー首相も何人もの女性と関係をもっているけど、 クリントン大統領は結婚しないでポイでしょ、 でもシュレーダー首相は関係を持った女性と
ちゃんと結婚しているから彼の方が誠意があるって訳。」 「う〜んんん。。。。。。。。」
ドイツらしい(?)解釈だ。

*更衣室*

 マンハイムのフラメンコスタジオの喜ぶべきことは、男女別の更衣室があることだ。
  フランクフルトのいくつかのダンススタジオに見学に行ったら、どこも更衣室が一つしかなかった。つまり、同じ更衣室で男女が着替えるのだ。日本と違って、ドイツでは男性もダンスを習う。男性が着替えている横で、ドイツ女性は恥ずかしげもなくパンツやブラジャーを脱ぎ、おっぱいをぽろっと出したまま、隠しもせずおしゃべりをしている。

そういえば夏になると、フランクフルトにある公園で、トップレス (おっぱい丸だし)の女性が日光浴をしている姿を見掛けることがある。ドイツ女性には、裸体に対する照れがあまり感じられない。男性は慣れたもので、そういうのを じろじろ見たりしないし、そんなこと全然気にしないという顔をしているが、私にはどうもこの環境だけはいただけな
い。
まあ、日本人男性には嬉しい光景かもしれないが。。。



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