「Yellow Gangs」用語集
あ
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か
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さ
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た
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な
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は
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ま
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や
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ら
/
わ
●あ行
【アイシング】
スポーツで受けた筋肉疲労や故障など、筋肉組織などの損傷を最小限に押さえるために氷を使って冷やす方法。
【アップ】
ウォーミング・アップの略。競技に入る前に事前にする準備運動の事。準備体操、ジョギング、ダッシュなどを行い、体調を競技に耐えられるように身体を温める。同時に故障防止にもつながる。
【インターバル】
正確にはインターバル・トレーニングの事。急走と緩走(ジョギング)を繰り返し、スタミナとスピードを強化するトレーニング方法。200〜400mの距離を全力の80〜90%で走り、次の200〜400mを歩行やジョギングでつなぎ、それを繰り返す。
【駅伝】
長距離ロードリレーの事。日本で独自に発達した長距離種目。たすきを使ってリレーしていく。詳細は「駅伝について」へ
【L・S・D(エル・エス・ディー)】
Long Slow Distanceの略。長い時間・距離をゆっくり走りつづける事。筋肉の持久性や内臓の疲労に対する抵抗力、グリコーゲンなどのエネルギー源の枯渇に対する耐久性の向上を得られるトレーニング。
●か行
【クロスカントリー】
起伏走、不整地走ともいう。自然の起伏のあるコースや、不整地コースを走る。
的確な判断力や集中力強化、バランスのあるフォームづくり、高い持久力の強化に役立つ。
【コール】
競技前に行う点呼のこと。陸上競技においては、1次コールと2次コールがあり、このコールをし忘れたり、代理を立てると失格になる。1次コールは掲示している名簿の中の自分の名前にマークをする。2次コールはゼッケン、ユニフォームをチェックされる。
●さ行
【サーキット・トレーニング】
全身的な体力づくりの為のトレーニング方法。持久力の他に筋力や柔軟性、調整力といった多くの体力の要因を総合的に鍛錬する。腹筋、背筋、脚筋など10種目程度を1サーキットとし、それを2〜3サーキット繰り返す。
【サロメチール】
軟膏状の外傷消炎鎮痛剤。筋肉痛や疲労に効果がある。
製造発売元/東京田辺製薬。
【試走】
ロードレースにおいて、本レースに備えてコースの下見を行い、実際走ってみること。
【ジョギング(ジョグ)】
英語でjogging。のろのろ進む、とぼとぼ歩くというのが直訳。つまり、簡単に言えばゆっくり歩き、走ること。健康を目指し、生活をリフレッシュするために走るという意味がある。
科学的には全力の50〜60%、脈拍数は成人で120拍/分程度。息切れせず、リラックスして走るのが最適とされる。
【ストライド走法】
ストライド(歩幅)を広くしてピッチ(歩数)を少なくする走法。全般的に中距離などのスピードが要求される場合に用いられる。
【ストレッチ】
走る前(ウォーミングアップ)や走った後(クーリングダウン)の時に行うもので、身体の筋肉を伸ばし、ほぐす体操のこと。故障防止や疲労を最小限に押さえるのが目的。
●た行
【タイムトライアル】
レースを想定し、レースのスピード、距離と同じもしくはそれに近い条件で全力で走るトレーニング。これにより、レース直前の課題抽出および、戦略をたてる為の基礎データとする。
【ダウン】
クーリングダウンの略。競技後の整理体操の事。
【たすき(襷)】
駅伝において、ランナーからランナーにバトンタッチする際に手渡される帯状の布の事。たすきは肩からわきの下にかけて斜めがけする。肩にかけていないと失格になる。
たすきの標準的な大きさは、幅6cm、長さが1m60cm〜1m80cm。これを輪の状態にする。
【中継点】
駅伝において、たすきリレーが行われる地点。
【トライアスロン】
持久的三種競技の事。ハワイで生まれた。
水泳(3.9km)、自転車(180km)、マラソン(42.195km)の三種を連続して行う。
●な行
【西京極陸上競技場】
京都市西京極総合運動公園にある陸上競技場兼球技場。Jリーグチーム「京都パープルサンガ」のホームグランドでもある。
【ネガティブ・スプリット】
ペースコントロールの形式の一つで、前半よりも後半のペースが早い事を指す。
この戦術を取ることにより、レース開始後から無駄なエネルギーの消耗をなくし、疲労を少なくする事ができる。
●は行
【花の一区】
高校駅伝のスタートから走る一区の通称。距離が一番長く、アップ&ダウンのバラエティーあふれるコース。各チームのエースランナーがこの区間を走る為、そう呼ばれる。
【バック・ストレート】
陸上競技場のトラック内のストレートの事でゴール地点のあるストレートの反対側のストレートを指す。
【ホーム・ストレート】
陸上競技場のトラック内のストレートの事でゴール地点のあるストレートの事。
【ピッチ走法】
ストライド(歩幅)をやや狭くし、一定期間のピッチ(歩数)を早くする走法。スタミナ重視の走り方。
【ファルトレーク】
北欧の20世紀初めに生まれたトレーニング法。
自然的地形の変化を利用し、色々なスピードとフォームで、のびやかに走る風土的トレーニング。
スタミナ、スピード、筋力、リラクゼーション、フォームといった色々なポイントで効果を上げる総合的トレーニング方法といえる。
【ヒル・トレーニング】
脚筋力の強化やフォームの改善をねらいとしたトレーニング。上り坂をひざを高く上げ、腕を前後に大きく振りながら、モモ上げ走をする。距離は100m〜300mが適当。
●ま行
●や行
【ヤッケ】
ウィンド・ブレーカーの事。ナイロン製のウェアで、風や雨などから体が冷えるのを防ぎ、同時にウォーミングアップの時に体を早急に温めることに役立つ。
●ら行
【ラップ(ラップタイム)】
競走・競泳などで、中間の一定の距離ごとに競技者の所要時間を計ること。また、その時間。
【レペテーション】
レペテーション・トレーニングの略。
よりレースに向き、スピード重視のトレーニング。
インターバル・トレーニングと同じように急走と休息を繰り返すが、急走のスピードをより速くし、休息はあまり動かず、10〜30分行う。急走の距離は500〜1000m。
●わ行
※この物語は著者の体験を一部取り入れたフィクションであり、
実在の人物、団体等とは無関係です。
こさっく茶房/おたべ工房/コサック藤澤
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