TAC・・・「伝統イコール創造」の気概で製作しています。形やスペックを受け継ぐばかりではなく、 伝統の素材や技術を用いつつもそれぞれの持つ可能性(求められるフライロッドとしての性能とクォ リティー、製作技術上での創意とコスト)を探り出し、それらを自分なりの次元でバランスさせ、釣 具としての製品に反映させて行き続けることを「伝統」ととらえ製作しています。

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荒削り終了。
ここまでは機械での作業でしたがこれから
は手作業での仕上げ工程に移ります。

サンドペーパーで研磨・・・ひたすらゴシ
ゴシ。

白いのはメイプルのトラ模様。よくあるヤツ。
黄味がかった茶のはマイフェバリットのケヤ
キ。チョコレート色のはウオールナットのトラ
模様。赤みがかったのがカリン。
それに樹種のわからない何本か・・・。


試作その一。グラスファイバーのフェルールです。
コンセプトは軽量化!そして6角スリップオーバー
タイプ!!

現在のロッド群(竹など伝統的なものを除きます)では
当たり前的なジョイントタイプを試してみようと思い
ました。
モデルは3ピースロッドのトップとミドルセクション
の間ですがトップ側に六角チューブを固定してミドル
側にかぶせるタイプにしました。
ミドル側のテーパーをそのままグラスフェルールにす
べり込ませるタイプですので部品数はたったの一個で
済みます・・・・・コレは軽い!です。
しかし、抜く時の「するっ」という感じは少々物足り
ないものがありますし、画像でもお分かりかと思いま
すがその色が何とも・・・。また、強度・耐久性もこ
れから検証しなければなりません。


定番、8ft 3番そして4番の3ピース竿。
それにTACとしましてはめずらしい7ft
ロッドの3ピース竿・・・・仕上げ削りを
終え、接着しました。

そして久しぶりの試作ロッドも!!

テーパー、フィニッシュ、諸々・・・いろ
いろ手を入れてみました。





いつものグリーンでティッピング。エポキシ系塗料
を含ませると、ほとんど透明に。

ガイドのフット、スレッドに覆われてほのかな黄色に。


ステキすぎるチヂミ!が入った
ニレの厚板を発見。


汎用旋盤でリールシートフィラーの荒削り。




六角断面グリップ!!!

ロッドの振り面を一定化・・、グリップの形状
から規制をかけましょう?・・で六角に成形し
てみました。
 以外に握り易いし、親指の位置に規制がかか
ってロッドの向きが回転方向にズレが出ません。
ま、しかし、ちょっとグロテスク?・・・一般
受けしませんね! マイロッドで試して見まし
ょう・・・これは通常仕上げの途中での寄り道。
この後、丸く削り、フルウェルズにしました。



さて、件の六角グリップ竿。 このように
なりました。
9フィート6番竿。3本継ぎ。


初の7番指定竿・・・試作しました。
長さは9フィート。3ピースのシングル
ハンド竿です。
いろいろお試し盛だくさん・・・・当然
新しいテーパー。ノード合わせ。接着剤。
塗装。スレッド。ガイド・・・・。

従来モデルでは7/8番のソリッドモデル
でしたがこちらはセミホロー。




塗装の硬化待ちです。

リールシートパーツの製作です。
洋白(ニッケルシルバー)バーストック
からカット、下穴あけが済んだ材料を旋
盤加工します。
画像、加工中。右上は旋盤加工が終了,
次の段階、仕上げ加工一歩手前の状態で
す。

竹片(バンブースプリット・セグメント)
の接着が終わりました。
3ピースロッド3本分・・・・8フィート
4番と8フィート6インチの5番竿。