スイス紀行   その4
 
ルツェルン チュ-リヒ ライン滝 帰国
8月15日(土):
 旅行の最終日。
朝に日本に到着のパッケ-ジツア-では最終日前日は帰国飛行機の中という日程になるが、今回は夜の出発で翌日夜の到着のため、今日一日が観光になる。
 9時インタ-ラ-ケンのホテルを出発。約1時間の走行でルツェルンに。予定にはなかったが、カペル橋近くから20分位歩いてライオン記念碑の見学。フランス革命の折、ルイ16世一家を守り、チュイルリ-宮で全滅したスイス人傭兵786人を悼んで天然の砂岩に矢を受けたライオンの記念碑で、現在のスイスは観光立国で成立しているが、往時においては産業が少なく、現代の東南アジアに見られるような外国での雇用が主な収入となっていたのである。インド人や中国人の観光客がたくさんやってきたが、多数のインド人観光客を各地で見るようになった。カペル橋は1333年に防備のために建造された橋でヨ-ロッパ最大の木造橋であったが、1993年火災により大半を焼失し翌年再建された。
焼けた板絵も一部見られた。
 ルツェルンでの昼食後、予定変更し、スイスの経済・文化の最大の都市チュ-リヒへ。チュ-リヒ湖ではお天気も良く、多くの男女がロ-プで区切られた場所で泳ぎ、甲羅ぼしをしており、ボ-トも多くみられた。チュ-リヒ湖から駅までの大通りのバ-ンホフ通にはトラムが通り、両側にはバリ-等のブランドショップ。
 リマト川ではアヒルを浮き輪にして、泳ぎ大会が開かれていた。約1時間のフリ-タイムでフラウミュンスタ-、グロスミュンスタ-大聖堂を見学。
フラウミュンスタ-には老齢期のシャガ-ルのステンドグラスが人気を呼んでいる。リマト川の東側の旧市街二-ダ-ドルフ通りを散策。
 
次にライン川の唯一の滝であるライン滝の見学。落差23m、幅150m、水量毎秒約700㎥の滝で約1時間のフリ-タイムを利用し、船に乗り滝に接近。川の中に尖立する小島に登った人もあった。
 チュ-リヒ空港から大韓航空KE-0934 21時45分 で韓国チェソン空港に。帰途のフライトは速く、約10時間のフライト。
 翌
8月16日18時40分KE-0705で成田に20時55分到着。
 
成田ビュ-ホテルに宿泊し、皇居二重橋の見学をして新幹線のぞみで帰宅した。
ライオン記念碑 カペル橋 カペル橋 カペル橋
チュ-リヒ湖 チュ-リヒ リマト川 フラウミュンスタ-と聖ペ-タ-教会
グロスミュンスタ-大聖堂 シュプリュングル ライン滝 ライン滝
 終わるにあたってちょっと:
A:アルプスの初登頂について:
1:マッタ-ホルン:
 1865年7月14日、ウィンパ-、F・ダグラス、C・ハドソン,R・ハド-、ガイドのM・クロ、タゥクヴァルタ-いやこの総勢7名。ヘルンリ稜線より登頂成功。下山の途中、ザイルの切断で4名が北壁側に墜落し、初登頂は悲劇で幕を。
2:モンブラン:
 1786年8月8日シャモニ-に住む医師ガブリエル・パカ-ルと水晶採りのジャック・バルマが初登頂する。スイスの自然科学者ド・s-シュ-ルモンブランの壮大な眺めを見るたびにモンブラン登頂を夢見ていた。そして、頂上に到達できるコ-スを発見した者に多額の賞金を払うことを公言した。パカ-ルとバルマの初登頂の翌年自身もバルマの案内で登頂している。
3:ユングフラウ:
 1811年8月3日 J・マイヤ-兄弟、A・フュルケン、J・ボルチスによって初登頂。メンヒは1863年。アイガ-は1858年8月11日C・バリントン、とガイドのC・アルマ-
,P・ボ-レンによって初登頂。

B:今回の旅行はスイス観光のベストシ-ズンとしては非常に安く利用者にとって非常にお得な価格設定であった。最初同じトラピックス西日本の『憧れのスイスフラワ-ハイキング9日間』8月6日出発(369、800円)を申し込んでいたが、横浜の娘が高い安いのを捜すと電話。2日後に読売新聞のトラピックス東日本の広告をFAXで送ってきた。20萬円近くの金額の差は大きい。8月8日は申し込み初日にほとんど25名に近くなっており、申し込む。日程表は広告文のFAXでは活字も分かりにくく、殆んど一緒かと考えたが、日程表が送られてきて見ると少し下記のように違っていた。結果的には、東日本のプランが小生にはよかったと思っている。この日程はリピ-タ-向けのようなプランで、添乗員さんも最初日程表を見せられて、やや驚きの感でしたとのこと。
  ①:都市の観光(チュ-リヒ、ベルン、ルツエルン、ジュネ-ブ)は西日本にはない
  ②:マッタ-ホルン:スネガエキプレス vs  ゴルナ-グラ-ト ③:モンブラン:モンタンベ-ル  vs エギュ-・デュ・ミディ ③:ユングフラウ シ-ニゲプラッツ vs  メンリッヒ+ユングフラウ鉄道+シ-ニゲプラッツ
  ③:昼食 2回 夜食 2回 が西日本にはなし
スイス紀行1(サンモリッツ、ハイジの里、ロ-ヌ氷河)
スイス紀行2(ツェルマット、マッタ-ホルン、フィンデル村、モンブラン)
スイス紀行3(ジュネ-ブ・ラヴォ-・ベルン・インタ-ラ-ケン・ユングフラウ三山
ホ-ム
旅行記のペ-ジ