台高 白鬚岳1378m・ 白屋岳1177m 奈良県吉野郡川上村 |
![]() 白屋岳 |
![]() 白髭岳 |
C白屋集落跡〜大平〜白屋岳〜足ノ郷越〜白屋岳〜大平〜白屋集落跡 | |||
日時 :2020.6.21 (日) | 天候 :晴→曇り | メンバー : Iサン | |
地理院地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示 | GPSデータ :Trackデータ |
白屋岳は台高山系に属するとは言え、台高主陵から西に大きく外れた尾根上に位置し、頂上の西側は急傾斜で吉野川に下っている。大台ヶ原等の帰り道、川上村道の駅に近づくと、吉野川(大滝ダム湖)の対岸に見える大きな山(尾根)が白屋岳だ。決してマイナーな山ではなく、台高のガイドブックでは古くから紹介されている。自身も古くからこの山の存在は知っていたが、「植林の山」のイメージが強くあって、永らく敬遠していた。ところが近年、コアジサイの群落が「頂上−足ノ郷越」間に有り、梅雨時にも登られているのを知る。コアジサイは、珍しい花ではないが、大規模な群落が有ると聞くと、見てみたいのが人情だ。 ネットでは足ノ郷越まで車で上がり、頂上を往復するパターンが多かったが、此れでは短時間で山行は終わってしまうので、白屋集落跡から往復することとした。 |
現地まで |
自宅(広陵町)6:00−−−6:30桜井−−(鹿路TN)−−吉野−−−7:10川上村・白屋集落跡 | ||
距離:46.7km | 所要時間:1時間10分 |
国道169号線の高原トンネルを抜けると、斜張橋の白屋橋が目に入る。橋を渡り突当りを右に折れ、坂を上がって行くとゲートが有り、開閉の後更に進むと白屋展望台駐車場に着く。 到着時、上下合せて20数台は駐車可能な駐車場には、我々の車が先着。 ここには清潔なトイレと休憩舎がある。 |
登山コースとコースタイム |
白屋集落跡7:26---(7)---7:33登山道入口---(59)---8:32白屋辻コース合流--(13)--8:45大平8:56---(31)--9:25白屋岳9:36---(4)---9:40東側鞍部---(42)---10:22足ノ郷越10:36---(30)---11:06東側鞍部---(5)---11:11白屋岳11:40---(21)---12:01大平---(13)---12:14上りコース分岐---(23)---12:37白屋辻---(13)---12:50林道--(24)---13:14白屋集落跡 | ||
所要時間 :約5時間48分 | 歩行時間 :約4時間45分4 | 距離:10.7km |
累積標高差:+1082m/-1089m | 山で出会った人:6人(何れも足ノ郷越からの入山者) |
B 東谷出合〜白鬚岳〜東谷出合 | |||
日時:2013.5.14(土) | 天候 :晴れ | メンバー : Tサン・Fサン・Nサン・Iサン | |
地理院地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示 | GPSデータ :Trackデータ |
北股林道から池木屋山に登るため出発したが、北股川出合から約6.5km地点で落石現場に遭遇する。北股川下降点まで歩くには1時間以上はかかると思われ、池木屋山は断念。急遽、白鬚岳のアケボノツツジに行き先・目的を変更する。 期待したアケボノツツジは、咲いていても花の数が少なく、少し時期が早かったかと思ったが、どうも今年は花芽が少ないようで、2年前の見事なアケボノツツジの再現とはならなかった。それでも頂上では比較的多くの花を付け、見頃となったアケボノツツジが我々を迎えてくれた。 |
現地まで |
自宅(4:50)−−−高取6:30−−−吉野町−−(R169)−−川上村−−−入之波−−−北股林道落石現場−−−入之波−−−神之谷−−−東谷出会・登山口(7:50) | |
走行距離:約94km/直行すれば約58km | 所要時間:3時間 |
2年前は通行止めだった北和田口バス停側の橋は、新たに付替えられている。橋を渡り右折し後、道なりに走れば東谷出合の登山口に着く。 東谷に掛る橋を渡った直ぐ右手に、木材集積場と思われる広場がある。チェーンが張られ中には入れないが、車は他車の通行の支障にならないよう、チェーンと平行に駐車する。 |
登山コースとコースタイム |
駐車地点・登山口(8:02)----(13)----林道終点----(43)----8:58水場----(47)----9:45尾根---(30)----13:31小白鬚10:59----(60)----12:06白鬚岳13:05----(28)----14:04小白鬚14:25----(20)----14:46神之谷分岐----(30)----15:30水場----(25)----16:18林道終点----(14)----東谷出合・登山口(16:32) | ||
所要時間:8時間 | 歩行時間:約5時間 | 距離:8.1km |
累積標高差:+1228m/-1171m |
A ショウジ山〜白鬚岳〜東谷出合 | |||
日時:2011.5.14(土) | 天候 :晴れ | メンバー : オーさん・アイさん | |
地理院地図 : 地理院地図上にGPSデータを表示 | GPSデータ :Trackデータ |
現地まで |
自宅(5:00発)−−−道の駅吉野路・大淀6:00−−−吉野町−−(R169−−川上村−−−神之谷−−−東谷出合−−−登山口(6:55着) | |
走行距離:約35km(道の駅から) | 所要時間:55分(道の駅から) |
前回は国道169号の上多古川に掛かる橋を過ぎて、すぐ先の吉野川に掛る橋(北和田口バス停)を対岸に渡ったが、この橋が現在通行止となっているので、一つ手前(下流側・上多古口バス停)の橋を渡る。登山口は東谷出合を通過して最初の橋の南詰にあり、橋の前後に各1〜2台程度の駐車スペースが有る。 |
登山コースとコースタイム |
駐車地点・登山口(7:05発)----(32)----尾根・約770.m地点----(50)----8:43ショウジ山---(43)----9:28三角点切原----(25)----10:04(P1168)----(40)----11:00(P1222)----(40)----11:55白鬚岳13::03----(40分)----14:01小白鬚----(20)----14:29神之谷分岐----(33)----15:03水場----(20)----15:26林道終点----(10)----15:37東谷出会----(4)----駐車地点・登山口(15:41着) | ||
所要時間:8時間36分 | 歩行時間:約6時間 | 距離:11.3km |
累積標高差:+1625m/-1622m |
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登山口から尾根までは植林内の急坂 | 小白鬚(左)と白鬚岳(右) 約910mピークの登り770m付近より |
ショウジ山 モノレールあり |
三角点切原 自然林の中 |
P1168付近の尾根 | 白鬚岳 P1168付近 |
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アケボノツツジ P1168を過ぎて |
白鬚岳頂上 後方は大普賢岳〜山上ヶ岳 |
白鬚岳西の小ピーク付近 | 白鬚岳 白鬚岳西の小ピークより |
台高北部の山々 小白鬚より |
登口から尾根までの道は山林作業用で踏み跡程度、小さな赤いテープが所々付けられていたが、見失っても斜面を上に向かって行けば尾根に上がる。尾根上はショウジ山を過ぎる当りまで、植林されており展望はあまり期待できない。三角点切原まで来ると周囲は自然林に変り、以降白鬚岳まで新緑が美しい尾根歩きが楽しめる。P1168を過ぎると岩稜もある急なアップダウンの痩尾根が暫く続くが、この間では丁度見頃のあけぼのつつじを多く見ることが出来た。 今日は土曜日で天気も良いので、頂上には誰か来ていると思っていたが、頂上には誰もおらず、我々が暫く頂上を独占する。昼食が終わり片付けかけた頃、中奥方面から夫婦連れと思われる若い男女が上げってきた。神戸から来た方で当初東谷出会いから登る予定だったが、吉野川を渡る橋が通行止めのため、急遽中奥に回ったとのこと。 頂上から急な下りとなるがこちら側にもアケボノツツジが多くあり、何度も立ち止まり写真をを撮り、また景色を楽しみながらのんびり下る。 前半は植林ばかりで、今回の山行は期待外れかと思われたが、後半の新緑の尾根とあけぼのつつじを堪能できたことで、楽しい山行となった。 |
@ 東谷出会〜白鬚岳〜東谷出会 | 日時:2003.4.13(日) | 天気:雲りのち晴れ |
メンバー:OT・NU・KG |
現地まで |
JR王寺駅(7:30発)−−−田原本町−−−桜井市−−(R166)−−大宇陀町−−(R370)−−吉野町・国栖−−−川上村−−(R169)−−川上村・上多古−−−東谷出会(9:13着) | |
走行距離:66km | 所要時間:1時間43分 |
普段は大淀町経由で吉野に入るが、 丁度桜が見頃のため、花見の車の渋滞をさけ、大宇陀町経由で吉野に入る。おかげでほぼ予定通りに登山口に着く。
登山口へは、国道169号の上多古川に掛かる橋を渡ると真っ直ぐには行かず、吉野川に掛かる橋を対岸に渡り、橋の突き当たりを右に採る。道はすぐ民家を回り込むようにカーブをしているが、そのまま道なりに行けば登山口まで、特に迷う所はない。道は細いが、全て舗装されている。 登山口では既に3台駐車しており、1パーティが出発したところだった。 帰りは大宇陀の又兵衛桜見物の帰りの渋滞に巻き込まれ、王寺到着が遅れてしまった。 |
登山コースとコースタイム |
登山口(9:20発)----(10分)----林道終点----(27分)----水場----(43分)----尾根(神之谷分岐)----(25分)----小白鬚----(50分)----12:18着白鬚岳13:08発----(50分)----小白鬚----(18分)----神之谷分岐----(37分)----水場----(20分)----林道終点----(12分)----登山口(15:50着) | |
所要時間:6時間30分 | 歩行時間:4時間52分 |
この4人での山行は昨年秋の観音峯以来、5ヶ月振りである。 登山口からは人工林の中の、車が1台ようやく通れるくらいの細い林道を行く。10分程で林道の終点となり、ここで対岸に渡る。 沢を離れ前方に細い滝が見えると、水場は近い。コケに覆われた岩の間から水が湧き出しており、ここが最後の水場となる。 このコースは登山口から尾根まで全て植林され、展望はない。杉や檜は枝打ちや間伐はされており、日差しが射し明るいが、 枝打ちの枝や間伐材がそのまま放置されており、美林にはほど遠い。人工林の急登を登りつめた所が神之谷分岐である。 神之谷分岐から小白鬚へも急な登りが続く。小白鬚は東斜面が伐採され、白鬚岳は勿論、台高北部の展望が素晴らしい。 小白鬚から白鬚岳へは痩せ尾根のアップダウンとなり、所々足元が切れ落ちた所もあり、油断できない。頂上の手前には急斜面の直登があるが、 これを登り切ると正面に白鬚岳が現れる。頂上へはもう少々掛かるように思えたが、意外と早く頂上に着く。頂上は狭く、 中央に三角点がありその傍らに今西錦司の登頂記念の小さな石碑が据付られている。 頂上からは大台ヶ原をはじめ、大普賢岳等大峰山系の展望が開ける。その大峰山系の東斜面にはまだ雪が残っていた。 |
その他 |
川上村ホームページ |