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七洞岳・獅子ヶ岳・牛草山 三重県大紀町・渡会町・南伊勢町

@’141116 七洞山 A’141123 獅子ヶ岳 B’210211牛草山

B寺前堂〜温坊〜牛草山〜温坊〜寺前堂 
日時:2021年2月11日(木) 天気:晴 メンバー:YOサン
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法
 通常、寺前堂から登る際は、集落を抜けた先の林道を終点まで行き、そこから山道に入り、温坊南側の鞍部に上がるコースを採る。
だが今回は以前ネットで知った、穂原コース(尾根道)途中から東側に派生した尾根を上がり、温坊南峰を越えるルートを採った。

今回歩いたコースは山麓こそ植林が有ったが、一旦尾根にあがると植林は殆ど見られず、常緑樹主体の自然林に覆われている。その分展望は限られてしまうが、温坊と牛草山頂上以外にも、コース途中に有る3ヵ所の展望岩で五ヶ所湾等の眺めが得られた。

穂原コース合流まで
 県道から集落を抜け約25分行くと、林道が尾根を巻くように大きく左にカーブする地点に、鋭角的にコンクリート舗装の細い道が分岐している。距離は短く、どん突きは平坦な小広場となっており、傍らの岩場からは伊勢路方面の展望が開ける。どん突きから上に見える小屋まで行き、小屋手前を右に上がれば、秋葉山と書かれた小さなプレート置かれた石積みに出る。山と言ってもピークと言える起伏は無い。
以降穂原コースに合流するまで、登山道と言える明瞭な道はないが、急坂も無く忠実に尾根芯を歩く。テープも所々にあるので、時々この尾根を歩く登山者も居るのだろう。

合流〜温坊まで
 穂原コースに合流してから縦走路を辿るが、途中温坊南峰の長い上りや温坊手前の急坂がある。なお温坊には東斜面を巻く道もあるが、今回行きは直登し、帰りは巻道り利用した。
展望は温坊手前の展望岩で獅子ヶ岳方面が、温坊頂上では五ヶ所湾の眺めが得られる。

温坊〜頂上まで
 温坊から先には幾つもの小ピークがあるが、その多くは左右どちらかの斜面を巻いているので温坊までと違って起伏は小さく、また路面もしっかりいるので非常に歩き易い。展望は2ヵ所の展望岩で五ヶ所湾が、牛草山頂上では五ヶ所湾と獅子ヶ岳方面の眺めが得られる。

現地まで
広陵町6:00−−桜井−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯南粥見井尻−−(R368)−−三重県多紀町丹生−−(R42)−−大台町新田−−度会町大野木−−(K169)−−鍛冶屋トンネル−−(K169・K719)−−7:27南伊勢町町伊勢路・共同墓地駐車場
走行距離 :約131.8km 所要時間 :2時間27分

登山コースとコースタイム
駐車地8:42−−(6)−:48県道外れ−−(25)−−9:13林道外れ−−(6)−−9:19秋葉山−−(18)−−9:37主稜線(穂原神社分岐)−−(23)−−10:00温坊南峰10:09−−(12)−−10:2通常ルート分岐−−(11)−−10:32展望岩12:35−−(2)−−10:37巻道分岐−−(12)−−10:49温坊11:00−−(6)−−11:06展望岩11:09−−(12)−−11:21展望岩−−(12)−−11:33石仏−−(13)−−11:46牛草山12:18−−(44)−−13:02温望巻道分岐−−(13)−−13:15縦走路合流−−(9)−−12:24通常ルート分岐−−(15)−−13:39温坊南峰13:45−−(17)−−14:02主稜線外れ(穂原神社分岐)−−(14)−−14:16秋葉山−−(6)−−14:22林道−−(22)−−14:44県道−−(6)−−14:50駐車地
所要時間:約6時間8分 歩行時間:約5時間4分 歩行距離:約14.3km 歩行数:歩
累積標高差:+1223m/-1240m 山で出会った人:約20人、温坊以南は0人

8:43
駐車場
8:46
伊勢路川から温坊を望む
8:49
県道から集落の中へ
8:52
集落を抜けコンクリート舗装の林道へ
9:13
林道を外れ、小屋に通じる急な坂道(コンクリート舗装)を上がるの
9:17どん突きから小道を上がると小屋有り
9:19
小屋前を右に上がると秋葉山
9:24
主稜線まで登山道は無い
9:40
主稜線に乗る
10:02
温坊南峰
10:29
展望岩手前は急傾斜
10:33
風車が建並ぶ獅子ヶ岳、手前尾根左が「らくだ山」
温坊南の展望岩から
10:37
温坊巻道分岐
10:50
温坊
10:56
五ヶ所湾の眺め
温から
11:28
温坊から牛草山まで起伏の少ない快適な道
11:33
石仏

首が切られ代わりに小石が乗っている
11:44
石割姥目樫
11:49
五ヶ所湾の眺め
牛草山から
11:49
牛草山頂上
12:18
獅子ヶ岳・七洞山方面
12:37
展望岩(復路)
五ヶ所湾の眺め有り
12:54
展望岩(復路)
五ヶ所湾の眺め有り
13:03
此処で温坊の巻道に入る


A日の出の森駐車場〜獅子ヶ岳〜日の出の森駐車場 
日時:2014年11月23日(日) 天気:晴 メンバー:Fサン・Iサン
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法
獅子ヶ岳は標高800m未満の山ながら、植林は以外と少なく、常緑樹や落葉広葉樹が多く残っている。また頂上のみならず、尾根上には見晴らしのよい岩場が点在し、低山とは思えない景色も楽しめる。

だが残念なことに、日の出の森から獅子ヶ岳にかけての尾根上に、風力発電の工事が始まっている。
当然尾根上の登山道も工事の影響を受け、日の出の森付近では通行出来ない区間も設定され、獅子ヶ岳には抜けることは出来ない旨の注意書きも設置されている。
幸い3連休の中日で工事は休みのようで、作業が無ければ何とか通行できるのではと判断し入山する。工事は樹木の伐採段階で通過には支障はなかったが、今後本格的な工事が始まると思われ、休日であっても通行出来ないだろう。

現地まで
自宅・広陵町(5:00)−−橿原5:30−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯南粥見井尻−−(R368)−−三重県多紀町丹生−−(R42)−−大台町新田−−(ナビに従い遠回り)−−7:40三重県度会町・日出の森駐車場
走行距離 :往路約128km/復路約113km 所要時間 :往路2時間40分(ロスが無ければ2時間20分程度か)

大台町新田で国道42号線を外れ、県道709号線を東に約1.4km東に走った先で右折し、宮川に掛かる田口大橋を渡る。突き当たりが県道38号線で、此処を右折し県道を斜め横断する感じで、注連指(しめさす)バス停を目標に南下する。続いてバス停先の交差点を左折し約1,1km先で、林道麻加江小萩線の分岐となる。分岐には日の出の森・ルネサンスの森の案内板が有り、あとは良く整備された林道を道なりに行けば、日の出の森大駐車場に着く。ここにはトイレが設置されている。

登山コースとコースタイム
日の出の森駐車場7:57−−(21)−−8:18頂上広場・山小屋−−(39)−−8:57注連指分岐−−(8)−−9:05小萩分岐−−(6)−−9:11展望岩(弁当岩?)9:25−−(6)−−9:31小萩分岐−−(11)−−9:42獅子岩9:49−−(5)−−9:54獅子ヶ岳10:09−−(24)−−10:33獅子ヶ岳西峰10:40−−(20)−−11:00(P691)11:06−−(25)−−11:31獅子ヶ岳西峰−−(17)−−11:48獅子ヶ岳11:52−−(3)−−11:55獅子岩12:33−−(4)−−12:37小萩分岐−−(6)−−12:43注連指分岐−−(37)−−13:20頂上広場・山小屋−−(13)−−13:33林道−−(12)−−13:45日の出の森駐車場
所要時間:約6時間弱 歩行時間:約4時間15分 歩行距離:約8km 歩行数:約15500歩

7:46
左の尾根を上がる、中央の道は上の駐車場へ
8:19
山頂広場にある山小屋
8:25
尾根上は工事のため木々が伐採されている
後方は獅子ヶ岳
8:57
注連指分岐
9:12
獅子ヶ岳
展望岩(弁当岩?)から
9:23
展望岩(弁当岩?)後方は日の出の森
9:43
牛草山方面の眺め
9:46
獅子岩から頂上へ
9:53
獅子ヶ岳頂上
10:21
頂上-西峰間の展望岩
10:24
獅子ヶ岳
頂上-西峰間の展望岩から、頂上下には風況観測塔が
10:28
西峰までは、落葉広葉樹主体の尾根
10:41
七洞岳に続く尾根
西峰下の展望岩から
10:47
西峰から常緑樹の急な斜面を下り、P691へ
11:28
七洞岳アップ
覗き岩向い側の岩壁も見えている

復路の西峰下の展望岩から
11:37
頂上-西峰間の展望岩から
12:14
英虞湾方面を望む
右下の空地は小萩登山口駐車場
獅子岩から
13:24日の出の森頂上広場からの下りの森
13:46
伊勢湾
駐車場から

駐車場〜日の出の森山頂広場
 山頂広場へは途中まで車で上がることも可能だが、今回は何本もある散策路の内、駐車場の前から上る「太平洋を望む小道」を利用する。この道は途中で工事箇所と接触するため、工事が完了するまで利用できないだろう。
尚、復路は山頂広場から自然林の中を、照葉小道を林道まで下った。

日の出の森山頂広場〜獅子ヶ岳
 獅子ヶ岳へは、山小屋を右手に見ながら進むが直ぐ通行止めとなり、その先から尾根上の樹木は伐採され、まだ片付けられずに散乱している。伐採は獅子ヶ岳との鞍部に下る手前までで、それから先は通行に支障はない。常緑樹が多い斜面を大きく下ったあと、上り返すと次第に広葉樹の森となり、程なく注連指との分岐に出る。
分岐から道は急な北東斜面を巻くようになり、獅子岩の東に延びる尾根に上がる。そのまま進めば小萩登山口と頂上へ、また左(東)へ5〜6分行けば、展望岩(弁当岩?)が北に張り出し、素晴らしい展望が得られる。
分岐まで戻り、小萩登山口を左に急坂を上がれば、大きな岩盤が露出した獅子岩に着く。岩の最上部では、幾重にも連なる山並みや熊野灘等の眺めはも飽きることはない。ここから頂上は目と鼻の先、南北に展望があり熊野灘はもとより、北には高見山から局岳の山並みの展望がある。

獅子ヶ岳〜西峰〜P691
 
獅子ヶ岳から七洞岳に続く尾根は、地元では度会アルプスと呼ばれているようで、大小のピークが連続する。尾根北側は急俊だが、片や南側は緩やかな斜面を呈しており、林道から上がる道も何本かある。
尾根上の植生は広葉樹もあれば常緑もあるが、植林は殆ど見かけなかった。
尾根上には展望の良い岩場があり、頂上と西峰の中間付近の岩場では、北側の眺めと眼下の紅葉した谷の眺めが、西峰直下の岩場では七洞岳とそれに続く尾根の眺めが素晴らしい。
尚、西峰とP691は樹林の中にあり展望は無い。

※※※同行者:F氏のヤマレコはここから※※※

@藤コース(なんじゃもんじゃ広場)〜七洞岳〜板取コース 
 日時:2014年11月16日(日) 天気:晴 メンバー:Iサン
地理院地図地理院地図上にGPS軌跡を表示 GPSデータ: Trackデータ   使用方法



現地まで
自宅・広陵町(5:00)−−橿原5:30−−東吉野村−−(高見トンネル・R166)−−松坂市飯南粥見井尻−−(R368)−−三重県多紀町丹生−−(R42)−−大台町七保大橋北−−(K46・K38)−−三重県大紀町藤川・なんじゃもんじゃ広場(7:22)
走行距離 :約113km  所要時間 :2時間22分

なんじゃもんじゃ広場は集落の中にあるため、ここに至る車道は平坦で幅も広く快適だ。
広場は5〜6台は駐車可能で、仮設トイレがある。

登山コースとコースタイム
なんじゃもんじゃ広場7:35−−(44)−−8:19林道終点藤コース登山口8:27−−(55)−−9:22野原登山口分岐−−(20)−−9:44尾根出合−−(35)−−10:22七洞岳10:42−−(12)−−10:54見晴岩(のぞき岩)11:35−−(12)−−11:47七洞岳11:52−−(15)−−12:07板取コース分岐−−(20)−−12:27一之瀬西登山口分岐−−(60)−−13:27林道終点・板取コース登山口13:35−−(63)−−14:38なんじゃもんじゃ広場
所要時間:約7時間 歩行時間:約5時間35分 歩行距離:約15km 歩行数:約28000歩

7:33
なんじゃもんじゃ広場
7:47
林道
上るにつれ路面も荒れてくる
8:19
林道終点
8:40
P421近くの尾根
8:52
植林の沿いの急坂
9:19
常緑樹も多くあり
9:54
尾根上には巨岩が点在
9:57
頂上西側の尾根は、岩と広葉樹の美しい尾根
10:06
頂上目前
10:23
七洞岳頂上
10:24
高見山〜局岳の山並み、右後方には大洞・尼ヶ岳も
10:32
五ヶ所湾・英虞湾方面
10:44
今日一番の色好付き
頂上下で
10:52
獅子ヶ岳に続く尾根
見晴岩(のぞき岩)手前から
11:32
見晴岩(のぞき岩)から
11:34
見晴岩(のぞき岩)
12:07
板取コース分岐
12:09
風のテラスと名付けられた処より
13:27
下山地点の板取コース登山口
此処から林道を歩く
14:43
七洞岳(頂上は見えず)
山麓から

藤コース
 広場前の車道を渡ると細い車道があり、道なりに進むと正面にお寺が見える。寺の手前を右に曲がると、自然と登山口に続く林道に導かれ、植林に常緑樹が混在した山にに入って行く。足元もアスファルトから地道に変わり、登山口までこの林道を歩く。終点の登山口まで車で上がれるが、途中荒れた箇所も有り、車高のある4WDがでないと無理だろう。
登山口から尾根は多少急な所もあるが、概ね緩やかで、道も明瞭だ。周囲は植林・常緑樹・落葉広葉樹が混在しているが、里に近い低山にしては、自然林が多いほうだろう。
牛首分岐、野原分岐を過ぎ、尾根の両側が植林になると、傾斜も次第にきつくなり、大岩の右を巻くようになると、程なく頂上からの主尾根に合流する。左折し数分急坂を上がると尾根も平坦となり、尾根上には大きな岩が点在し、そして幹は細いが美しい自然林が頂上まで続いている。
頂上の展望はすこぶる良く、北西方向には高見山から局岳に続く山並みに、室生火山群の大洞山・尼ヶ岳が、南東に目を向ければ英虞湾・五ヶ所湾まで望める。
頂上から獅子ヶ岳方向に10分ほどの所にある見晴岩(のぞき岩)も又、眺めは素晴らしく立ち寄ってみる値打ちはある。

板取コース
 テープが短い間隔で打たれているが、あまり利用されていないようで、道は荒れ気味で、落葉にも埋もれ不鮮明なところも多く、そのうえ地形も複雑。
ガス発生時や夕刻時にテープを見つけられない事態もあり、そうなると道迷いは必死。
コースの殆どは植林で展望もないので、復路も藤コースを利用するのが賢明。

その他・見所・関連山行
姫越山・網掛山

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