来るべきものは, やっぱりいつかは来るのである. そしてそれがついに JA4 にもやってきた.
「コソ練走行会」の四走目, それまで路面に残っていた前夜の雨がほぼ乾き, いつになく気合いの乗っていたインラップで, それは起きた.
いつものコース図
最近覚えた「解脱コーナーアクセルオン突っ込み」の後二連ヘアピンの一つ目 (15R) をクリア, 二つ目 (12R) に入ろうとハンドルを左に切った瞬間.
ステアリング反力が消えた.
視界の中の路面が傾いていく.
ああ, 何か変だなぁ...
路面更に傾く.
これってつまり, 左側浮いてるんじゃ? (ひぃぃ)
路面更に更に傾く.
この場合やっぱり右がひっかかってるのがイケナイんだから, ハンドル右へ切り直してコーナリングフォースを抜かないと...
頭の中の回路がようやく繋がって, 右にハンドルを切る.
視界の中の路面が戻り始める.
でもこの先って道ないんだよね (どわー)
と思う前に足はブレーキを踏んでいる... が, やっぱりコースを飛び出して薮のなかへ突っ込み停止. エンジンは停止していて, メーターの中の警告灯が光っている.
証言
筆者註: 最後の証言者はちょっと残念そうに見えた... のは, 気のせいだろうか (苦笑).
コーナー内側に縁石はあるもののそれには乗っていない. このコーナーは微妙にバンクが付いているので, それで右側がひっかかったのだろう.
とりあえず駆けつけた参加者の皆さんに押してもらって薮を脱出 (お世話になりました). コースを出て下回り点検するもノーダメージ. 人間の方は元々鈍感だから大丈夫 (まぁ, 少なくとも当座は ^_^).
まぁそんな訳で, かろうじて生還しました. その後はさすがにソコのラインは変えて, なるべく旋回半径を大きく取るようにしました.
結局のところ自己ベストは更新しましたけど (タイムは幹事から公式結果が出てからここに載せます), ついに, 来るところまで来てしまったような, 気が, します. 元々「クルマを限界まで使えないのにチューニングなんて」というか, 「とにかく吊し (ファクトリーオリジナル, 店で売っていつ状態) のクルマを使いきるのが先だよね」というか, そういうつもりで (イス, ホイールと消耗品以外は) ノーマルのまま使っていましたけど, とうとう傍目にも, 自分的にも, 限界点に辿りついたような, 気が...
まぁそんな訳で, これからどうするか真剣に考えることにしました.
足 (サスペンション) をどうにかするのがいいのかなぁ.
それともいっそ, クルマを買い替えて....
全参加者
WingRoad のみ AT, それ以外は MT だったと思います.
土屋のタイム (全周回)
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