[エンケイ Competition-S の写真 (alumi1.jpg 10K)]アルミホイールの研究

タイトルは「研究」なんですが, 研究の部分はかなり下の方にならないと出てこなかったりします :-)

Michelin MXK

そもそもトゥデイにアルミホイールを付けようと思ったのは, 軽量化のためというよりは Michelin MXK や Dunlop FM901 の 155/65R13 が, どういう訳かトゥデイ純正ホイール (リム幅 4インチ) をサポートしていないから, という理由だったりします. 特に Michelin はどこの店で聞いても「国産とは剛性が段違いですよ」と言われていて, 個人的に憧れを持っていました. 空気が入ってない状態ではサイドウォールはとても柔らかくて, とても剛性が高いようには見えないのですが...

MXK 対応サイズはリム幅 4.5インチと 5インチ. 鉄だと今よりは確実に重くなる筈ですし, どうせ入れるのならアルミかな, オフセット変えるのは気分的に嫌というか, 最適オフセットを探すほどには気合いを入れられないから変えたくないな, という理由で, 13x4.5J+35 か 13x5J+35 で探すことにしました. PCD 100. 四穴.

ロゴとトゥデイ

ところが.
ミスタータイヤマンに行って聞くと,

13x5J+35 はトゥデイだとはみ出すから無理. +40くらいにして, えーっと... (と電卓を叩く) 2ミリくらい余裕があるかな? 4.5J の方がいいですね. え? 4.5J は選択肢が無いだろうって? うーん, まぁ, そうだねぇ...

コックピットでは,

トゥデイに 5J? 入りますよ. ただ当然オフセットは増やさないとね.

といった感じでした. オフセットを変えないことにしても 4.5J にすれば良さそうなのですが, どういう訳か雑誌の広告はほとんど 5J で, 4.5J はどういうものがあるかすらわかりません.

そうこうしているうちに, 実はホンダアクセスから出ているロゴのアルミが 13x4.5J+35 で, エンケイの OEM で, しかも旧ライフ (といっても 660cc :-) ) に付けられる, という情報をもらいました. 旧ライフだったら下半分はほぼ JA4 トゥデイと同じはずなので, トゥデイにもロゴのアルミが付けられそうです.

この時, ふとひらめきました.

そうか, ウチのロゴのタイヤを, 試しにトゥデイに付けてみればいいんだ.

さっそくロゴのタイヤを見てみると, タイヤサイズは 155SR13 なのでトゥデイの 155/65R13 と比べて「巨大」なのですが, ホイールは 13x4.5J+35 でちょうど狙いのサイズです. これが入れば余裕だな, と思いながら付けてみると, タイヤ径が大きい分思いきり変 :-) ですが, いちおう入りますし, ホイールとサスの干渉は無さそうです. しめしめ.

Competition-S

翌日, ホンダオートテラスに電話してホイールを注文しようと思ったのですが, 担当セールス氏が不在だったので次の日に電話しますと言っておきました.

ところが, 自宅に帰ると竹下さんからメールが来ていました. (以下, メールでの会話なので少し感じが違うのですが, 普通の会話風に変換します)

竹下さん: 土屋さん, 前にボクの Enkei Competition-S 4万円で買うとか 言ってましたけど, まだ買う気あります?

つちや: 買います買います. でも売るんですか?

竹下さん: いやー遂にトゥデイ (JW2) 手放すんですけど, その時は鉄ホイールに Michelin 付けて売るし, 今持っているサンバーや カプチーノや今度買うミラージュには Competition-S 付かないから, どうせなら買ってくれるヒトに売ろうかな, って. でも 4万円って高すぎません?

つちや: うーん, 元値からするとこんなモンじゃないかなぁと思うんですけど... あ, じゃぁ, ウチのトゥデイに履かせてみて, 入らなかったらこの話は無かったことにしましょう. で, そのお試し代やらナットやら込み込みで 4万円, ってことで.

竹下さん: わかりました. じゃ, あと, センターキャップ一つ, なくしちゃったからその分引いて 3万7千円.

結局この場は 3万7千円ということになりました. ロゴ純正アルミは 1万5千円 x 4 で 6万円だから, ちょっとトクした気分.

土屋註: 結局何でも良かった, と.

週末に竹下さんが来てくれたので, さっそくトゥデイに付けてみます. 外側はフェンダーギリギリですが, どうにか車検は通りそう :-). 内側はかなり余裕があります.

[後から見た写真 (alumi3.jpg 9K)]入ってる, よね?

お金の話はちょっといろいろあって, 結局のところ 3万5千円でケリがつきました.

この段階ではタイヤはまだ竹下さんが使っていた M7R 155/60R13 だったのですが, とりあえずそのまま走ってみます. 竹下さんは空気圧は高くしてあると言うのですが, それでも今までの GRID II 155/65R13 + 13x4J+35 純正鉄ホイールと比較して,

  1. タイヤがハネない.
  2. タイヤからの突き上げが小さい.
  3. ターンイン時コーナリングフォースが立ち上がりやすい.

といった違いを感じます. 全体としては良くまとまっている感じ.

GRID II

ただ, 竹下さんの M7R は元々 JA4 トゥデイには合ってないサイズだし, かなり減っているので, 今まで使っていた GRID II をこのアルミに組み替えて使うことにしました. こうすればホイールだけ変えた時の変化を調べられますし.

イエローハットに行って聞くと, 組み替え工賃何と 12,000円. これはではおハナシにならないのでそのままタイヤセレクト (ダンロップ系タイヤショップ) に行って聞くと 5,040円ということだったので, そこでやってもらいました.

さすがタイヤ屋だけあって, 組んだ直後は空気圧をかなり高めにしているのですが, その状態でも, また数日後に適正空気圧まで下げた状態でも, M7R と比較するとあきらかに違います.

  1. タイヤがハネる.
  2. タイヤからの突き上げが大きい.
  3. ターンイン時, タイヤがヨレる感触がある.

どうもイケませんね :-).

M7R はサイズが無いんで, FM901 にでもしようかな.

あきらめて NEOVA 155/55R14 に行くか.

[横から見た写真 (alumi2.jpg 14K)]


研究報告

ということで, 研究報告.

ホイール単体重量

JA4 純正 鉄13x4J+355.5kg
JA4 純正 ホイールキャップ-0.4kg
Enkei Competition-S13x5J+354.0kg (推定)

ホイール + タイヤ重量

JA4 純正 鉄 13x4J+35GRID II 155/65R1311kg
Enkei Competition-S 13x5J+35GRID II 155/65R139.5kg
Enkei Competition-S 13x5J+35M7R 155/60R139.5kg
GA4 純正 鉄 12x4J+35Michelin MXK 145/70R129.2kg
JW2 純正 鉄 12x4J+35Dunlop SP7 135SR128.5kg

1999 Copyright (C) Hajime Tsuchiya. All rights reserved.

TOP に戻る