腕時計を購入

手持ちの腕時計は2本。

左はアルバV732-OF80。
1998年に購入。たしか2980円。5気圧防水。5年電池。
風防がアクリルなのがマイナスポイント(傷だらけになる) 。
そのかわり、ひたすら軽いのがボーナスポイント。
もしかして、水に入れたら浮くんじゃ、あるまいか。そう思って実際にやってみたら、しっかり沈んだ。がっかり(笑)。
アウトドア系の時計で、たぶん今アルバで売っているトレイルマスターの親戚か、もしかしたら先祖なんじゃないかと思う。

左。カシオデータバンクDBC-W151。
2003年に購入。防水なし(?)。2年電池。
値段は覚えていないんだけど、当時ちょうど佐賀局が出来た頃で、福島局しか受信できないこの時計は、安く買えた(から買った)記憶はある。
一応電卓機能が付いているんだけど、キーが激しく押しにくいのがマイナスポイント。
電池の持ちが微妙なのは、もう一つマイナスポイントなんだけど、実は電池がCR2016(小さめのリチウムボタン電池)で、
割と安く、かつ簡単に手に入るのがボーナスポイント。

時計の目的を純粋に「時刻を知る」機能だけに限定してしまえば、腕時計はこんなので十分。
なんですが、これだと両方ともアウトドア系、それはまだ良いとしても両方ともプラスチック製なので、スーツには合わないような気がする。
で、それはたぶん気のせいじゃないと思える年齢になった(?)ので、スーツに合う時計を物色することにした。

最初はセイコーの年差クオーツ(カタログに「年差○秒」と書いてあるクオーツ時計。普通は「月差○秒」)を考えた。このあたりは職業病みたいなもので、精度が高いと言われると、それだけで価値があるように感じてしまう。
けれどよく考えてみると、普段使うにはアルバの月差20秒(たぶん)で十分。それで不足なら、朝に電波時計を見て時刻合わせをすれば、夕方になってもせいぜい1秒しか違わないはず。

それと平行して、機械式時計も検討。とは言うものの、LEONとかTIME SCENEとかに出てくるような時計は、時計であると同時に宝飾品なのであって、買いたくても買えない(泣)。
買えるのは庶民の機械式時計。それでもちょっと名の通った会社のモノだったら、日差30秒くらいの精度はある。普段の生活は、感覚的に精度1分くらいだから、毎日時計合わせをするならこれで十分なはず。問題は、ゼンマイがせいぜい2日くらいしかもたないこと、か。

そんなことを考えながら、御徒町の時計屋を覗いてみる。
クオーツはどれを見ても別になんてことない、ただの時計。
機械式は…あ、両面スケルトンの時計が動いてる…うぉぉ、てんぷが…がんぎ車が…と無駄に盛り上がり、店を出る頃には機械式にすることを決意。
機械が動いているのを見ちゃうと、弱いらしい>おれ

さて。そこで。
問題は「どの時計を買うか」。

御徒町の両面スケルトンは中国製。中国には恨みはない…ような、あるような…なんだけど、これに限っていうと、壊れたときに修理してもらえるのかどうかがよくわからない。商品の企画は良いと思うんだけど、今回は見送り。
スイス製は基本的に値段がキツい。とすると、ほぼ自動的にセイコーかオリエントの、安めのモデルになる。で、色々考えた結果、買ったのはコレ。

コレ、本体はセイコーのメカニカルシリーズ、クラシックモデルSARB030。それにバンビの白いベルトを装着。
本体の金メッキがなぜか軽薄な色なので、オリジナルの茶ベルトだと落ち着いているような、いないような、妙な色合いになる。けれど、これなら間違いなく軽薄だ(笑)。

世間でしている腕時計の話はなぜか吊しの状態ばかりのような気がするんだけど、少なくとも革ベルトモデルは、ベルトを替える話があっても良いような気がする。

ところで。
元々「スーツに合う時計」って話だったんだけど、これだと白スーツ(せめて白ジャケット)以外には合わないような、気が…

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