新型直流電機 EF60、EF62

EF60 EF62の写真です6枚展示

碓氷峠(信越線横川−軽井沢間)で撮影したEF62、EF63の
写真は 「さらば碓氷峠」 に移動しました。

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EF60

出力 2340kw(2550kw)|全長 16m(16.5m)|自重96t |速度100km/h
( )内は釣掛式


EF60 ----EH10の牽引力とEF58の高速性能を合わせ持つ新性能機関車として
1960年に登場し、その後の本線用直流電気機関車の基本となった形式ですが、
現在は2輌を除いてすべて廃車され定期運用はありません。EF60は外観、構造
製造時期等から5つのグループと、2つの番台区分があります。

  1. 先行試作車 1号機と2号機がこれにあたり、台車の違う2輌をテストした結果
    1号機の台車を量産型に採用することになりました。
  2. 1次型 クイル式(モーターを台枠で支える方式)の動力装置を持っていますが
    構造が複雑で、トラブルが多かったため10数輌で生産打ち切りになりました。
  3. 2次型 トラブルの多かったクイル式を構造の簡単な釣掛式(モーターを台枠と
    車軸で支える方式)に変更し、モーター出力を2340kwから2550kwに増強した
    形式。台車の関係でクイル式に比べ全長が50センチ程伸びています。
  4. 3次型0番台(一般型) 3次型以降は2つの番台区分が加わります。この0番台
    は運転室側窓が若干変わった程度で、性能的な変化はほとんどありません。」
    3次型500番台(特急型) 0番台をベースに、20系客車牽引用のジャンパ栓を
    追設し、塗色も特急色になっています。この3次型まではヘッドライトが大型の
    白熱一灯式ですが、ほとんどがブタ鼻シールドビームに改造されました。
  5. 4次型0番台3次型までとは外観が大きく異なりヘッドライトがシールドビーム化
    され、側面の採光窓等も異なりEF65の0番台に酷似しています。
    4次型500番台 4次型0番台の装備に3次型500番台と同様の装備を追加。
4次型重連の貨物列車 一灯ライト車 二灯ライト4次型


 機関車2輌と貨車5輌の長さは、ほとんど同じ!?
 両毛線で最期の活躍をしていた頃の1つ目、44号。
 高崎線の貨物列車を牽引する4次型0番台114号機。
135mm
135mm
50mm
高崎線吹上?駅
岩舟−大平下
大宮駅
86.9
87.7
86.1




EF62

碓氷峠で撮影したEF62、EF63の写真は 「さらば碓氷峠」 にあります。

EF62 -----碓氷峠を通過する客車、貨物列車を牽引するために作られた機関車。
碓氷峠を通過する際はEF63を補機として坂の下になる側(横川寄り)に連結します。
EF62は当初50輌ほど配置されていましたが、碓氷峠を通過する貨物列車の廃止
客車列車の削減等で徐々に数を減らし、横川−軽井沢間(碓氷峠)が廃止となる直前
の1997年には稼動機3輌という状態でした。1999年現在、稼動機は残念ながら
1輌もありません。EF62は新型機としては唯一、 C-Cの軸配置になっています。

出力2550kw|全長18m|自重92-96t|速度100km/h


ロクニ 根府川にて EF62 9 若番! EF62 3


 デッキトラス橋と相模灘が美しい名所でした。
 サロンエクスプレス東京を牽引する9号機。
 若番の3号機牽引ですが、外観は汚いです。
50mm
50mm
50mm
東海道本線 根府川−真鶴
大宮駅
高崎線 吹上−行田
87.8
86.6
86.4




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