艦名リスト・「海軍士官候補生」



§.ホーンブロワーの乗艦

ジャスティニアン号

 キーン艦長。艦及び艦長の実在は不明。戦列艦という以外、艦の詳細も不明。旧式の74門艦と考えられる。
インディファティガブル号
 砲44門搭載、艦長はサー・エドワード・ペリュー勅任艦長。ペリュー卿と同じく実在する艦で、1784年、砲64門搭載の3等戦列艦としてバックラーズ・ハード造船所で進水した。1794年にフランスの大型フリゲートに対抗する戦力を確保するために艦首楼甲板と艦尾楼甲板を撤去、大型フリゲート艦として再登場した。下層砲列甲板であった砲列甲板は、そのまま24ポンド・カノン砲を備えていた。改装後、最初の艦長がペリュー卿である。
 排水量1376トン、全長160フィート、全幅44フィート4インチ、24ポンド・カノン砲26門、12ポンド・カノン砲12門、42ポンド・カロネード砲8門。なお、副砲は24ポンド・カロネード砲とする資料があり、フォレスターは9ポンド砲も搭載したとしている。
 この艦は後に「砲艦ホットスパー」に再登場する。また、この艦のボールトン少尉も「燃える戦列艦」に再登場する。
マリー・ガーラント号
 恐らく架空のフランス商船。インディファティガブル号に降伏・拿捕の後、ホレイショ・ホーンブロワー海尉心得が回航指揮官となる。積み荷は米。
カロライン号
 恐らく架空の英国海軍のブリッグ。補給物資の輸送にあたるため非武装で、ホレイショ・ホーンブロワー海尉心得が臨時指揮官。
ル・レブ号
 インディファティガブル号が拿捕した、恐らく架空のスループ(一本マストの小帆船)。英国海軍に購入され、回航指揮官のホーンブロワー少尉心得が艦長となる。4ポンド・カノン砲4門を備え、乗組員は11名。

艦名 所属 砲門数 艦長 備考
ピケ フランス私掠船 不明 ヌービル船長 元奴隷船
パピロン フランス海軍 20門 不明 実在した私掠船パピロン号は14門艦
不明 フランス海軍 40門 不明 フリゲート艦
不明 スペイン海軍 2門(24ポンド砲) 不明 ガレー船
サンタ・バーバラ 英国海軍 不明 不明 ジブラルタル港の廃船
ドレッドノート 英国海軍 98門 フォスター勅任艦長 ジブラルタル在泊艦
カリプソ 英国海軍 不明 チャーリー・ハモンド勅任艦長 ジブラルタル在泊艦
サーティス 英国海軍 不明 ジョージ・クローム勅任艦長 フリゲート艦
実在が確認された艦と艦長は太線です。

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