東京みなと祭(1999年5月)



 帆船パレードといっても、決して「セイル・オオサカ97」とは比べないでください、別物です。案内のポスターも、観覧会場の設定も、チラシも、パンフも、なーーーーーんにも(!)なし。東京都港湾局に問い合わせても、誇らしげに「何もしてません」とのお墨付きをもらっただけ。そんなことでエバるなよ……。レインボー・ブリッジのおかげで大型帆船や大型軍艦が東京港に入港できなくなり、東京港での大規模な帆船パレードは事実上、不可能なのだそうです。
 このほかに参加したのが咸臨丸とケイセブンです。

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海星

 ポーランド製のバーゲンチン(ハーマフロディート・ブリッグ)です。ハーマフロディートとはヘルメス(マーキュリー)とアフロディーテ(ヴィーナス)の子供で、両性具有でした。というわけで、「あいのこブリッグ」とも訳されます。

キャリアド(たぶん)

 アメリカ合衆国のガフ・ケッチ。それにしても、せっかく太平洋を渡ってきてくれた相手に、観覧者ほとんど皆無というのは失礼も良いところでした。キャリアドの意味は不明。ただ「…アド」はギリシア語語尾で「…の子孫」と言う意味ですから、やはりそれ系の意味なのでしょうね。

シナーラ(たぶん)

 ヨールとケッチの違いはミズンマストがラダーポストの前か、後かということなので、これはガフ・ケッチです(たぶん……自信ないなぁ)。例によってデータは一切不明。東京都のうすぱかやろーっ! 税金返せーーーっ!(魂の叫び)

ドーントレッダー

 3本マスト・ステイスル・スクーナー。ステイスル・スクーナーはスクーナーの最終発展型で、7本マストのものが最大です。クラブ・メッド号などですが、うーん、こいつを「帆船」と思うのはちょっと……。

あこがれ

 主役登場、大阪の3本マスト・トプスル・スクーナーです。やっぱり、スクーナーはこうでなくちゃいけません。デザイン的に贅沢を言うなら、帆面積をもうちょっと……ですが、やはりセイルトレイニング・シップですから、あんまりガツガツ走る船にはできないのでしょう。

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