英国海軍士官候補生(1787-1825年)礼装
士官候補生の軍服は青ないし黒のコートで、シングルあわせのボタンは9個が等間隔に並ぶ。立襟とポケットフラップ、袖口の折り返しは地の色で、金モールは一切つかない。また、立襟に白いあて布とボタンがついていて(1805年の礼装画像を参照)、これも候補生であることを示していた。
なお、袖口の3個のボタンは、一説には袖口で鼻水を拭かないよう、袖口に沿って並べられていたという。
航海用の常装としては白または青〜黒の長ズボンの着用が許されていた。