2000/1/6 <投書>みんなの広場=(2)毎日新聞ニュース速報
◎日本の将来は?政治家は展望示せ 自営業 奥村 昭治 58(大阪府堺市)
昨年12月21日本紙社説「大蔵原案内示」に「国の財政を万単位で家計に例えるなら、給料(税収)と内職(税外収入)含めて収入52万円余のサラリーマン家庭が、毎月33万円弱の借金(国債発行)をして85万円の生活を月々維持しているようなものだ」とあった。
年金は減額され、支給年齢は高くなり、医療費は値上げ、介護保険など新たな負担が増し、福祉目的税という美名で消費税も上がりそうだ。
財政赤字と膨大な借金は、じわじわと庶民の生活を圧迫し始めている。
政治家の先生方にお答え願いたい。5年先は、50年先は、国家100年の大計と言うけれど、将来、どのような国になるのでしょうか。どのようにしようと考えているのか。先に明るい希望は持てるのでしょうか。
国民に夢と希望を与えるのも政治家の大きな仕事と責任ですよ。重税にあえぎ、借金払いのために汗水を流して働く。そんな世代に、可愛い子供や孫を残せますか。