99/7/21 ◎ネット証券取引手数料 一律1900円  共同通信経済ニュース速報

住友銀行系列のDLJディレクトSFG証券は7月21日、株式売買委託手数料が完全自由化される10月から、インターネット取引の最低手数料を一律1900円とするなど格安の体系にすることを明らかにした。1900円の手数料は売買価格を指定しない成り行き注文に適用され、指し値注文は一律2500円。電話取引ではそれぞれに1000円加算する。売買代金が1000万円を超えた場合、100万円ごとに50円を加える。

自由化後の手数料をこれまで公表した他の証券会社は現行の7割引き程度で、手数料が売買代金にほぼ連動する他社の体系と異なり、定額にしたのが特徴。売買代金が200万円を超えると現行の90%以上の割り引きに、1000万円では98%引きとなる。同社は

「米国にならい、安くて分かりやすい体系にした。これまで株式投資への経験がない顧客も開拓したい」と話している。[1999-07-21-12:28]


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